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ブックマーク / ityou.hatenablog.com (4)

  • 共産党によろしく - 指輪世界の第五日記

    選挙話ですが、我が家は2代続いた由緒あんまりない日共産党員の家柄。 ということで共産党はなかなかおすすめですよ。 この話の趣旨は「共産党に10議席か20議席持たせるとたぶんあなたのお気に召す仕事しますよ」という話で、 以前ここに書いた話。 政権を取っていない党のすること/10、20、50議席 http://d.hatena.ne.jp/ityou/20050910 趣旨はそれで、その補足をいくつか。 「共産党は政権を担える党ではない」という考え方がなるほどありますが、それは一理はあるとは思う。 ただしここで、議会制民主国家の選挙というのは、 政権を持たせる党を選ぶ制度ではない。 これは見逃しやすいところかと思われるが、議会制民主主義というのは、「どこが政権を取るべきか」というシステムではないのだ。 「どこが政権を取るべきか?」という考え方でいくのならば、大統領を一人選んで、その一人が政権

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  • 政権を取っていない党のすること/10、20、50議席 - 指輪世界の第五日記

    あの政党は妥協して政権を取ろうとしないから駄目だ、という台詞もまま聞きます。が、そうでもないのです。 政党は政権を取らなくても機能しています。 具体的には10議席、20議席、50議席に閾値があります。 10議席で代表質問権、および党首討論参加権が取れます。突っ込みのきつい党がこれを持っていると、その応対を報道されるプレッシャーが生じ、うかつにへぼいことがしにくくなります。 20議席で議案提出権が取れます。理想主義の党がこれを持っていると理想ばかり見た議案を提出するので、政権党はある程度それに対応した議案を作らなければならなくなります。これもプレッシャーといえますが、別の言い方でいうと、政権党を妥協させる効果があります。 50議席で予算付議案提出権が取れます。野党がこれを持って、政権党の予算案に対案を提出すると、それらを基準として審議が戦われることになり、「対案がない、これしかない」という甘

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  • 幸福な生活と、内海課長の圧倒的に強力な社会性 - 指輪世界の第五日記

    radioさんのbrettspierler内のカテゴリ ラヂオ部 ああ、やっぱりいたんだな、あんな高校生活を送れていたやつらは。くそう。 僕は究極超人あ〜るにガツンとインプリントされた人間なのですが、何を刷り込まれたかというと、幸福な生活のモデルです。 もっと遡るとアーサー・ランサム全集とかになるんですが、つまり、自分か自分プラスアルファぐらいの人間を含む幸福な情景、モデルルームといいますか、この状況に放り込まれたら俺はかなり幸福に生活できる、という、そして現実の物理的・社会的法則に抵触しておらず、<傍点>ありえるという情景です。 一般に物語の中に含まれる状況の中で、視聴者がそこに放り込まれたとして幸福なものは、多くありません。いいかげんに言って、全体の1割ぐらいでしょう。エンドマーク直前の、ピンチをくぐりぬけてねえちゃんに抱きつかれたところとか、序中盤の息抜きタイムとかです。たいていの場

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  • わかるという体験は信用できない - 指輪世界の第五日記

    わかるという体験は信用できない。たとえば今年8月18日前後、僕はコンピューターRPGのプレイヤーと経験値や貨幣、報酬と並列独立式の処理について「わかった」ので、いそいそとその話を去年のエントリーに追記した(CRPGの最適化と確認の脚注)。ものすごく嬉しかったし楽しかった。しかし、それ以前の数ヶ月ほど、僕はCRPGと解発行動とに、なんらかの関連性があるんじゃないかとうっすらと、ずっと意識していたのだ。そして「わかった」瞬間にも、それはふたつのことがらをつなぐ理屈が組み立てられたというより、それらについて文章を書こうという決心、そのふたつの関連性について時間投資するに足るという小確信を得たというべきものだった。理屈はまだその時にはろくに得られておらず、その確信の後に、文章を書くことで組み上げられた。 たぶん人間の脳は、それまで別々になっていた2つの概念神経網*2の間にバイパスを作るときに脳内物

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    umeten
    umeten 2006/01/08
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