まつもと・ゆきひろ 本名・松本行弘。米子市出身。筑波大卒。1993年にRubyの開発を始め、95年にオープンソースソフトウエアとして公開。97年からネットワーク応用通信研究所(松江市)に勤務。松江市在住。49歳。 「オープン」が自由を守る コンピューターの歴史をひもとけば、初期はハードの時代だった。ソフトは機械を動かす“おまけ”だったので、自由に草の根レベルで流通し、誰もが改造できるのが日常だった。ところが、1970年代に、ソフトをビジネスの対象にしようという動きが出てきて、企業が著作権や特許などで技術を囲い込み、次第にソフトの流通が不自由になりつつあった。 そのとき「ソフトは自由でなければならない」と訴えたのが、米国の天才的なプログラマー、リチャード・ストールマン。彼はプログラムのソースコードをだれもが変更でき、自由にコピーして配布できることなど、ソフトの「四つの自由」を唱えた。次第
島根県浜田市と広島市を結ぶ鉄道として計画され、建設段階で中止された広浜鉄道今福線をテーマにしたシンポジウムが8日、浜田市野原町の島根県立大学であった。市内外から集まった約200人が「幻の鉄道遺産」の魅力や価値を共有し、観光への活用策を探った。 今福線は、広浜鉄道の島根県側ルートとして1933(昭和8)年に建設が始まったが、戦争によって中止され、別ルートでの再工事も80(同55)年に頓挫した。浜田市内にはトンネルやアーチ橋、橋脚などの遺構が数多く残っている。 シンポジウムでは、鉄道ライターの森口誠之さん(43)=滋賀県在住=が講演。鉄道史を研究し、今福線など全国の未成線を題材とした著書がある森口さんは「戦前工事の旧線と、戦後にルートを変えた新線が併存する非常に珍しい遺構」と評価し、時代で異なる土木の様式美もアピール材料になると訴えた。 その後、パネルディスカッションがあり、島根県技術士
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く