記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 第4回のテーマは、「家族のユニット化」です。人口の激減、急速に進んだ少子高齢化、最多となるひとり暮らし――『生活者の平成30年史』(博報堂生活総合研究所 著)の抜粋によって、平成30年間の生活者の意識や行動、価値観の変化を振り返ります。 ◇ ◇ ◇ 「家族」という存在は、それ自体がひとつの単位として扱われる対象ですが、当然ながら、それは「個人」というさらに小さな単位によって成り立っています。 一員である前に一個人 はじめにご紹介するデータは、「家庭内での夫や妻の呼び方」です。ささいなことと感じるかもしれませんが、こうした細部に家族や夫婦の関係性は表れるものです。 まず、妻が夫を呼ぶ時(図表4-1)、「パパ、お父さん、お父ちゃん」という家族内の役割名が30年間で大きく減りまし
![平成で進んだ「家族のユニット化」、妻が夫を「名前+ちゃん」で呼ぶ|売れる営業|日経BizGate](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0915a4d28081a486c63b5e93cef55304ac7c0f94/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO4304030028032019000000-2.jpg%3Fauto%3Dformat%252Ccompress%26bg%3Dffffff%26ch%3DWidth%252CDPR%26fit%3Dfill%26h%3D428%26ixlib%3Dphp-1.2.1%26w%3D813%26s%3Deb1c6cc5f2c57ce672b7cb0743f592f3)