2019年10月1日施行の改正電気通信事業法により、スマホの値引きは最大2万円までとなった。こうした中、携帯大手3社は新しい端末購入プログラムを提供している。NTTドコモの「スマホおかえしプログラム」、KDDI(au)の「アップグレードプログラムDX」、ソフトバンクの「トクするサポート」だ。 これらの端末購入プログラムは、ユーザーによっては確かに金銭面で手助けになる。しかし、その一方でスマホを快適に使えなかったり、通常の購入より損してしまったりするケースもある。今回はそんな端末購入プログラムの落とし穴について見ていこう。 落とし穴1:他社回線でつながらないことも KDDIのアップグレードプログラムDXやソフトバンクのトクするサポートは、他社回線の契約者でも利用できるのが大きな特徴だ。しかし、他社回線と組み合わせた利用には注意点が多い。 まずスマホがサポートする周波数だ。音声通話やデータ通信