大阪府 学力テスト開示…非公表などの11市町村除外 大阪府は16日、今年4月に実施された全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の市町村別の平均正答率について、府内43市町村のうち吹田市など11市町村分の全部または一部を非公表とした上で、情報公開請求していた市民グループなどに開示した。文部科学省は、序列化につながる懸念などから都道府県教委に市町村別成績を公表しないよう通知しており、都道府県による開示は全国初。 開示された文書は、A3で計2枚。小6、中3を対象に実施された「国語」「算数・数学」2教科の計8分野について、公立小・中学校の市町村別平均正答率が記載されている。小中学校の平均正答率を非開示としたのは、結果を非公表としたり、公表するかどうかを検討中だったりする8市町。中学校のみを非開示としたのは3町村だった。 非公表の理由については「各市町村の協力が得られなくなる」「今後の事務の公正