ウィニー開発者、改めて無罪主張=著作権侵害ほう助、控訴審開始−大阪高裁 2009年1月19日(月)13:30 ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を開発し、ゲームソフトや映画の違法コピーを容易にしたとして、著作権法違反ほう助罪に問われ、一審で罰金刑を受けた元東大助手金子勇被告(38)の控訴審第1回公判が19日、大阪高裁(小倉正三裁判長)で開かれた。 弁護側は、ウィニー自体は価値中立な技術と指摘。「開発・公開しただけで、悪用した者をほう助したとはいえない。ネット上で侵害しないよう呼び掛けていた」として、一審に続き無罪を主張した。 量刑不当として控訴した検察側は「著作権ビジネスに否定的な意見をネット上で述べ、自らもウィニーで著作物を入手していた」と指摘。重大な経済的損失が生じており、一審判決は軽過ぎると訴えた。 金子被告は公判終了後、記者会見し「早く無罪を勝ち取ってウィニーの諸問