小熊英二、坂本龍一、森村誠一というデモ賛美者の陥穽 東京新聞が一面で安保法制反対デモの写真を載せて、 熱狂的に報じている。 3万人しか集まってないのに、小熊英二が「日本社会の 変化を示している」、「不当と感じることに声を上げる 政治文化が浸透」したと評価している。 デモの中に入り込むと、客観性を失って、 熱狂におぼれるものだ。 小熊英二はよほど革命願望が強いらしい。 団塊の世代がやった安保反対デモの方がもっと 熱狂的だったが、岸信介は動じずに従米の道を選んだ。 わしも関わった薬害エイズ運動は「子供がバタバタ死んでいた」 という切迫感があったので、デモに正当性があったし、わしが 『脱正義論』を出した後は、反発しながらも若者は 日常に戻って行った。 イデオロギーに絡めとられ、祭りを続けることは食い止められた。 わしが「つくる会」でやっていた教科書運動の方が、 全国的にはるかに熱狂的だったのに、