米プロフットボールリーグ(NFL)は23日、試合前の国歌斉唱時に、選手らに起立を義務づけることを決めた。起立したくなければ、ロッカールームなどにとどまることができる。NFLでは人種差別への抗議の意思を表す意味で、国歌斉唱時にひざをついたり座ったりする選手が続出。トランプ大統領が「くびにすべきだ」と批判していた。 NFLでは一昨年、フォーティーナイナーズ(49ers)のQBだったコリン・キャパニックが、警官による黒人への過剰な暴力に抗議するため、国歌斉唱時の起立を拒んだ。昨季は、ほかのチームにも同様の行動が広がった。これにトランプ大統領が「偉大なる星条旗の侮辱は許されない。国歌斉唱時は起立すべきだ」とかみついた。 米国では、星条旗が軍人への敬意と結びつけられることも多い。一部では、抗議する選手らに対して激しい批判が起きていた。 NFLの今回の決定では、国歌斉唱時には、選手らチーム関係者全員に
JR西日本は23日、117系改造車両による「新たな長距離列車」の車内デザインを発表した。 新たな長距離列車は、既存の117系6両を改造して導入。各車両で異なる座席を配置し、同列車の3つのキーワード、多様性、カジュアル、くつろぎを形にする。車両の設定は、6号車がグリーン個室、5号車と3号車が普通車、2号車が女性専用の普通車、4号車がフリースペース、1号車がグリーン車。6号車には、個室を5室設け、うち1室は1人用にする。5号車には、寝台車両「サンライズエクスプレス」の「ノビノビ座席」と同様のフルフラットシートを設置。同シートは、2号車の一部にも設ける。2号車は、2列シートを2つ並べた座席も配備する。3号車は、コンパートメントと、2列シートを2つ並べた座席を設置。1号車は、1列シートを2つ並べた座席タイプにする。4号車のフリースペースには、テーブルや着席スペースのほか、グループで利用可能なボック
登山家で北海道今金町出身の栗城史多(のぶかず)さん(35)が、エベレスト挑戦中に亡くなった。道内の関係者からは悼む声があがった。 自身のホームページなどによると、栗城さんは札幌国際大在学時の2004年の北米デナリ(マッキンリー)を皮切りに、6大陸の最高峰と4座の8千メートル峰に登頂。単独、無酸素による高峰登山にこだわり、09年からは「冒険の共有」としてインターネットの生中継登山を始めた。エベレストには今回まで8回挑戦したが、登頂できなかった。12年のエベレスト登山では難ルートの西稜に挑み、登山中に凍傷にかかって手指9本を失った。 山岳関係者が集まる札幌市中央区の居酒屋「酒房つる」の店主大内倫文(みちふみ)さん(70)はまだ無名のころ店に通ってきていた栗城さんをよく覚えている。南極に挑戦したときのお土産を店に届けてくれたこともあった。しかし栗城さんが有名になり、ここ5、6年はほとんど接触はな
道の駅や、古民家を改装したカフェレストランを運営する、広島県三原市の「よがんす白竜」。脱サラし、出身地のにぎわいづくりを担っている高東浩昭社長(49)に、地方再生のヒントを聞いた。 起業の思い、大学時代から――もともとは自動車メーカーのマツダで働いていたそうですね。 入社後の4年間はディーラーに出向し、交渉力・折衝力を学んだ。その後、主にマーケティングを担当したのですが、大学のころからいつか起業すると決めていた。 ――当時、何をしようと考えたのですか。 実家が農家でしたので、マーケティングのノウハウを使い、農業の分野で勝負しようと思った。無農薬無肥料の米づくりを始めたが、そもそも経営全般の知識が足りないと感じ、中小企業診断士の資格を取り、経営コンサルタントの仕事をした。地域活性化に取り組むNPO法人の活動にも携わっていたところ、市の指定管理者の公募で道の駅の運営事業の話があり、事業計画をつ
広島県三原市の旧山陽道沿いの古民家は、窯で焼いたピザが人気のカフェレストランだ。厨房(ちゅうぼう)でピザ生地を回すのは、運営会社「よがんす白竜」社長の高東(たかとう)浩明さん(49)。自動車メーカーのマーケティング担当から転身して、まちのにぎわいづくりを担う。 中に入ると、古民家と調和した無垢(むく)材の特注テーブルが並ぶ。ボサノバが流れ、くつろぎたくなる空間。地元産とイタリア産の食材を使ったピザやパスタなどが売りだ。 「開発に取り残されて、人を呼び込むのは大変な場所。それでも地域を元気にしたい、地元の人に喜んでほしいと思った」と高東さん。約1年前、「カフェ・レストランよがんす」としてオープンした。 元マツダ社員。マーケティング戦略などを担当したが、学生時代からの起業の夢を果たそうと2004年に退社。地元に戻り、13年に運営を始めたのが「道の駅よがんす白竜」だった。「よがんす」は備後地方の
日本ガイシ(名古屋市)は23日、送電線向け製品の一部について、1990年代初めから顧客との契約で決められた検査をしないで出荷していたことを明らかにした。対象となる契約件数は累計で約100万件にのぼるが、同社は製品の品質には「問題ない」としている。 発表によると、対象となるのは送電線の絶縁体として使われる「がいし」など、国内2工場と国内外のグループ5社がつくる11製品。寸法や強度の検査を電力会社など顧客との契約で定められた方法で実施していないのに検査したことにしていた。 出荷先は国内外の約500社、対象となる製品は1億個ほどにのぼる。どれも電力事業本部が手がける送配電用の製品で、自動車用排ガス浄化装置などを担う他部門での不正はなかったという。 がいしは1919年の創業当…
「徘徊(はいかい)」という言葉は使いません――。愛知県大府市は、行政文書や広報で、「徘徊」を「一人歩き」や「一人歩き中に道に迷う」など、状況に応じて言い換えることを決めた。 ここ数年、認知症の当事者から「目的もなく歩き回るという意味の『徘徊』は実態にそぐわない」との声が上がっている。兵庫県や東京都国立市、福岡県大牟田市なども、「徘徊」の使用を取りやめた。 大府市は昨年12月、「認知症に対する不安のないまちづくり推進条例」を全国で初めて制定し、今春施行した。関係者によると、大府市は、当事者の声や他自治体の動きを踏まえ、今後、「徘徊高齢者」を「外出中に道に迷った人」などと言い換える方針だ。 認知症の人の外出は、目的や理由があることが多い。徘徊と表現することで「外出は危険という誤解や偏見につながる恐れがある」として、市は市民や関係団体にも理解を求める。 大府市では2007年に、認知症の男性(当時
在日中国人コミュニティーの情報紙として1995年5月に創刊。最も歴史のある中国語新聞の一つ。中国の国内や日本のニュースから、日中間の様々な話題、在日中国人の生活など幅広い情報を網羅した中国語と日本語、二ヵ国語の総合紙。 ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 中国最大のEコマース企業であるアリババのジャック・マー会長は、早稲田大学で講演し、学生代表と語り合った。その中で、マー会長は、「秀才は就職すべき。でも僕のようなクズは起業するしかない」と語った。マー会長は、学生に何を訴えたのか、1995年に日本で創刊された中国語の新聞『東方新報』の取材班が取材した記事をご紹介しよう。
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