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ブックマーク / chikawatanabe.com (5)

  • 保守派がUberを支持するアメリカ

    Uberのような「既存業界破壊型」のビジネスがアメリカでじわじわ合法化されている影には、この手のビジネスがアメリカ政治的保守派にウケがいいという謎がある。 この間、「Uber and Goliath」というタイトルが表紙に書いてある雑誌を図書館で見かけた。表紙のイラストは、黄色と黒のチェックの服を着てTAXIとかいてある帽子(?)を被った腹の出た巨人と、背中に「U」と書かれたチュニックを着てiPhoneを振り回しているスリムな長髪男性が戦っている様子だ。 ダビデとゴリアテといえば弱小な者が強大な者を打ち負かすという表現で、ゴリアテ=強大な者である。私的にはUber=タクシー業界をいじめる巨人、なので、逆の描写に「ほえ?」と思って手にとって読んでみた。中身は、ちゃんと調べて書かれてはいるものの、 「既得権益をもった悪魔のカルテルであるタクシー業界に果敢に立ち向かうベンチャーUber」 とい

    保守派がUberを支持するアメリカ
    umiusi45
    umiusi45 2015/09/25
    Uberがこれまでに82億ドル、1兆円近く調達した「強者」であることは全く書かれていない。
  • 低学歴の親を持つ東大生はシリコンバレーに行く

    先週末、シリコンバレーの東大同窓会ランチがあって行ってきた。60人ほど参加して大盛況だったのだが、そのとき、一緒のテーブルに座った人たち(年代は30代がメイン)の親の学歴: 6人の親が高卒・中卒。大学を出た親がいるのは2人だけ。 (親大卒2人のうち一人は韓国出身で今もご両親はソウルにいるそうなので、純粋に日育ちの人という母集団で大卒の親がいるのは一人だけであった。) なんでそんなことを聞いたかと言うと、実はかねがね「アメリカに勝手に来て住んでいる東大卒業生には、親が大学を出ていない人が多いのではないか」という仮説を持っていたので、「・・・と思うんですけど、皆さんは?」と聞いたのである。(ま、こういうことが正々堂々と聞けるのも、自分の親が高卒という強みがあるからではある。) 仮説を持った理由は、アメリカに来てから「両親高卒」とか「両親中卒」という東大卒の人に複数出会ったから。それまで、日

    低学歴の親を持つ東大生はシリコンバレーに行く
    umiusi45
    umiusi45 2009/02/26
    親の敷いたレールが存在しない、か。。。
  • 命をかけて病院に行く人々

    今朝の新聞に、「病院の救急受付がいかに危険か」という記事が載っていた。 シリコンバレーはSan JoseにValley Medical Centerという公立病院があるのだが、そこの救急受付にはガラスのシールドがある。患者と病院の受付の人との間が強化ガラスで仕切ってあって、怒り狂った患者から病院職員を守っているのであった。で、このガラスを取り外そう、という案があり、受付で働く人から「身の危険が!」とクレームがあがっている、と言う記事だ。強化ガラスの厳重な仕切りっぷりはリンク先の写真を見てください。 なんでこんなことが起こるかと言うと: アメリカ国民3億人中、4700万人が無保険。生活保護を受けるほど貧困だと公的保険があるので、無保険はいわゆる「ワーキングプア」の人たち。 そういう人たちは、当に具合が悪くなったらやむなく公立病院の救急へ行く。基的に救急はどこの病院でも患者を拒否しては行け

    命をかけて病院に行く人々
    umiusi45
    umiusi45 2009/01/29
    小さな政府、個人主義、アメリカ万歳!っていうのは、思いっきり格差ありで構いません、って言うお話し。で、むかしコイズミって言う人がいて。。。。。
  • アメリカの新聞の凋落

    2007年の新聞広告費は全米で9.4%減。1950年に新聞広告費統計を取り始めて以来、最大の減少だそうです。 ・・・というニュースを読む前に書いたアメリカの新聞の凋落に関するコラム。日経産業向けだったんですが、「あまりにも救いがない内容なので、もうちょっと緩和した書き方にして欲しい」と言われたので、では・・ということでボツにしていただきました。書き直すのって好きじゃないんですよねぇ。面倒ですし。以下文でございます。 *** アメリカの新聞の凋落が激しい。ニューヨークタイムズ等、メジャー14社の企業価値は、2004年からの3年間で合計230億ドル、42%が失われた。世の平均株価が2割近く上昇する中での下落である。 シリコンバレーの中核紙、サンノゼマーキュリーでは、2000年からの3年間で求人広告収入が1億2千万ドルから1800万ドルに激減した。2000年から2007年にかけて、相次ぐレイオ

    アメリカの新聞の凋落
  • iPhone2:あと1時間でイエス様が馬小屋でお生まれになります

    いやー、すごいことになっておりますiPhone。 Palo AltoのUniversity AvenueにあるApple Storeはお祭り。100人以上が行列、テレビ局、インターネット系放送局やら、個人ビデオポッドキャスター、単なる見物の人、あい乱れ、飲み物からドーナツ、ピザ、ベーグルなどいろいろなものが列の前の方から送られてきたりして、すごい楽しい。Stanfordで打ち合わせしたのでついでにちらりと見に行ったら、JTPA仲間のNaanさんやらKennさんやらnhさんがしっかり座り込んでました。しかもnhさんは 「今のところ買うかどうか決めていない」 何しにきたん?(でもきっと買っちゃうと見た。) あまりの熱狂に、昨日まで買う気がなかったのについつい今日欲しくなった人が、全米で何万人もいると見た。(私もそう。。ミーハーです。)人々の興奮振りを見るにこれは、 「携帯業界のイエスキリストが

    iPhone2:あと1時間でイエス様が馬小屋でお生まれになります
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