歴史的な投票率の高さ、飛び交うデマやフェイク・ニュース、そしてコロナショックと分断による極度の緊張状態のなか、ついにアメリカ大統領選が決着を迎えた。 大統領選史上、最多得票で勝利したのは、ご存知民主党の候補であったジョー・バイデン。本稿では、そんな彼の勝利演説の注目点をご紹介したい。 https://youtu.be/2Q78XXkhx0o 「同胞であるアメリカ人、この国の民は声を挙げました。我々に明確な勝利をもたらしました。確信的な勝利、『我々が国民である』という勝利です。 我々はこの国の大統領選の歴史において、もっとも多くの票とともに勝利しました。7400万票です。私に寄せられた信頼と期待に謙虚な気持ちでいます。私は分断ではなく、協調を求める大統領になることを誓います。赤と青の州ではなく、団結した州が見える大統領です。 心から働き、すべての人の信頼を勝ち取る大統領です。なぜなら、それが