宗教とは何か さて、本題に戻って、「宗教とは何であるか」を書いておこう。 本来、宗教というものは「人間を幸せにするため」にあるものであって、その他の何ものでもない。 簡単に言えば、それを信じることで人が本当に幸せになるもの。これが本来の宗教である。 一方、宗教という名を語りながら、人を不幸にするものは、本来の宗教とは言えず、カルトという。 宗教団体の仮面をかぶった偽物が多いために本物を見いだしにくいのは残念なことだ。 さきほど、常識の話をしたが、常識と宗教は全くもってレベルが違う。 常識はうつり変わるものであるが、本当の宗教は、何千年と培われてきた人類の叡智なので、うつり変わらない。この未来永劫変わることなき叡智を宗教という。 たとえば、聖書の「殺すなかれ」や仏教の「不殺生」といった教えは未来永劫正しいとされるものだろう。 これがなければ今頃どんな世の中になっていたか分からない。 また、相