日銀が1日に発表した短観=企業短期経済観測調査によりますと、代表的な指標とされる大企業の製造業の景気判断はプラス6ポイントと、前回の調査から横ばいとなりました。円高が進んでいることから、「自動車」や「生産用機械」が悪化した一方で、原材料の輸入コストが下がった「食料品」が改善しました。 一方、大企業の非製造業は、外国人旅行者の消費の勢いが鈍っていることなどから2期連続で悪化しました。中でも目立つのが小売業界の悪化です。 国内の個人消費も盛り上がりに欠けるなか、大手デパート「そごう・西武」では売り上げが6月まで4か月連続で前の年を下回っています。 このため、このデパートでは品ぞろえを見直そうと、ことし5月から商品の公募を始めました。バイヤーの目利きを重視してきたデパート業界で公募は異例の取り組みです。これまでに取り引きのない中小企業などからも含め、全国からおよそ210社の応募があり、提案のあっ
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