「訪問看護」というと、まず思い浮かぶのが高齢者の在宅医療です。でも最近、自宅以外の場所で働きながら訪問看護を受けたいと思う出来事がありました。そこで「訪問看護」の公的サービスについて調べてみると、自宅や居宅系施設の一部にしか訪問してもらえないという情報にたどり着きます。なぜ、居宅に制限されるのでしょうか。大人になって自宅ではなく職場で訪問看護を受けたいと願う自分自身の経験を踏まえると、「医療的ケア児(人工呼吸器などをつけ、常に医療ケアが必要な子ども)」のケースと同じように、「学び働く場への適用拡大」というニーズがあるように、私は思います。 訪問看護とは、病気や障害によって自宅での療養を必要とする人に、看護師などの医療者が自宅へ訪問し、さまざまなケアを行うものです。呼吸器や胃ろう、たんの吸引などの日常的なケアから看取りまで、患者の生活に寄り添いながら医療を提供してくれる仕組みのことです。 け
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