ブックマーク / sonicbrew.blog55.fc2.com (4)

  • machineryの日々 カネを出さずに済ませようとする日本的ソリューション

    06« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»08 今日は家族の都合でお休みをいただきまして、ちょっと時間が空いたので気になったことをメモ的に(貯まっているネタがあって時系列が狂ってしまいますが)。 拙ブログでも財源論はしょっちゅうとりあげるネタでして、私としては財源の話をしているんではなくて、その財源によって雇用や生活保障を得る人の話をしているつもりですが、そうして人に紐付けされたものであろうがなんであろうが「財源」というのはなかなかに評判が悪いものですね。個人的に非国民通信さんは財源論以外ではかなり賛同できる方なのでサンプルとするのはやや心苦しいのですが、こういう言説を並べて違和感を感じないというのは日的左派の皆さんにありがちなのではないかと思われます。 介護人材の不足は結構な以前から叫ばれていますけれど、その薄給

  • machineryの日々 社会が要求するレベルの非現実的な高さ

    12« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»02 前回エントリで取り上げたの第4章が「メガマーケット化する日うつ病」となっておりまして、その中でも仏教の影響が指摘されております。 カーマイヤー(引用注:カナダのマギル大で比較文化社会精神医学を専門とするローレンス・カーマイヤー博士)が記しているように、日には愁いに沈んだ様子(メランコリー)を理想化し尊ぶ文化があり、テレビ番組や映画や流行歌のなかでも、深い悲しみの感情は好ましいものとして描かれてきた。憂や憂いや悲しみは、辛くとも故人の性格を作り上げる要素であるとされ、アメリカ人が病的だとする抑うつ感情は、道徳的意味を持つとともに、自己認識のきっかけとなるものとみなされてきた。この傾向は、束の間の幸福ではなく苦しみこそが人生をかけて背負うべき体験であるとする仏教思

    unamu_s
    unamu_s 2014/08/18
    「日本人の苦しみの原因が社会が要求するレベルの非現実的な高さにあるとしたら、個人が薬を飲まなければならない理由がどこにあるだろうか」
  • machineryの日々 「日本はひとつ」というフィクション

    01« 1234567891011121314151617181920212223242526272829»03 前回エントリからすでに1か月近く経過してしまい、この間に震災から1年7か月が経過しました。業務の都合で最近は被災地へ伺う機会もなく、被災地の現状にも疎くなってしまっています。というわけで(でもないのですが)、前回エントリで取り上げた復興予算に対する批判ですが、最近のwhat_a_dudeさんのエントリがその茶番ぶりを指摘されているので、メモ。 さてゲンダイのクソ記事だけでなく、NHKスペシャルというNHKの大看板で復興予算「流用」問題が騒がれて以降、自民党の某二世議員やら、いろんな方々が問題視されたようで、結構しつこく騒がれているが、これは法律の精神にのっとるならば決して「流用」ではない。もちろん「法律の精神がまちがっているのだ」、という主張は成り立つが、まかり間違ってもその法

  • machineryの日々 不可避の人災

    01« 1234567891011121314151617181920212223242526272829»03 「人災」という言葉には以前から違和感を感じていたのですが、以前の自己レスで取り上げた林『大災害の経済学』の冒頭で、国連から委託を受けて災害データベースを運営している「災害疫学研究所」(CRED)の災害の定義がありまして、 このCREDが採用している災害の定義は、「甚大な被害と、破壊と、人間の苦難をもたらす状況あるいは事象で、予測されておらず、しばしば突然襲ってきて、地域社会の対応能力を上回り、全国的又は国際的支援が必要とされるようなもの」となっている。 具体的にはCREDが災害データベースに収録する事象の基準は、次のうちいずれか一つの条件を満たすものだ。 報告された死者が10人以上報告された被災者が100人以上緊急事態が宣言された国際的支援が要請された この定義では、災害の原因

    unamu_s
    unamu_s 2012/08/21
    「人災」という言葉が誰かを叩くために使われている印象を持っています。その考えを延長すると「ちゃんと対策を施せば災害は絶対発生しない」すなわち「安全神話」に行きついてしまうようにも感じています。
  • 1