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2020年9月18日のブックマーク (2件)

  • 政治家にとってマクロ経済政策がなぜ重要か──第2次安倍政権の歴史的意味

    安倍以降の政権は、マクロ経済政策について政治の側から明確な指針を提示することができるか...... Franck Robichon/REUTERS <第2次安倍政権の歴史的意義とは、「政治によるマクロ経済政策の丸投げシステム」そのものを終わらせた点にある......> 第2次安倍晋三政権が、唐突にその終焉を迎えた。しかし、第1次安倍政権がわずか1年弱で終わったのに対して、第2次政権は歴代最長の7年8か月を刻んだ。その違いを生み出した最も大きな要因とは何かといえば、それはマクロ経済政策の有無である。 第1次安倍政権は、財政再建よりも経済成長を優先するという「上げ潮戦略」の提唱者であった中川秀直が幹事長ではあったものの、政権自体の政策方針は、小泉純一郎政権以来の「構造改革」路線の継承という以外にはほとんど不明であった。それに対して、第2次安倍政権は、その発足当初から、デフレ脱却を政策目標とし、

    政治家にとってマクロ経済政策がなぜ重要か──第2次安倍政権の歴史的意味
  • 『コロナ増税をしなくていい理由 ~国債と通貨発行のカラクリ~』

    新・暮らしの経済手帖 ~経済基礎知識編~ わたしたちの暮らしをもっと良くし、守っていくためには経済学の知識が欠かせません。 これは頭に入れておいた方がいいと思うこと、 多くの人たちが気にしていると思われる経済問題の話をまとめてみました。 この「経済基礎知識編」とは別に「時評編」も用意しています。 今回もまた繰り返しになりますがコロナ対策費の財源についての話をします。今年に入ってから安倍政権は空前の規模だといっていいほど巨額の財政出動を行いました。私は必要な施策であったと思っておりますし、国民全員への10万円給付も実現して良かったと受け止めています。政府には自己犠牲的だといっていいほどの貢献をし続けてきた医療機関関係者の方々への報償はもちろんのこと、コロナ感染拡大防止のために営業活動を自粛したり、売り上げが激減してしまって経営危機に陥っている民間事業者への補償や持続化給付もしっかりやっていた

    『コロナ増税をしなくていい理由 ~国債と通貨発行のカラクリ~』