バウハウスで眠っていた巨匠のタイポグラフィがデジタル・フォントとして復活2018.06.18 13:0014,474 岡本玄介 100年ちかく経っても色褪せないタイポグラフィ。 1919年にドイツで開校し、デザインや美術工芸、建築などを教えたバウハウス。教師陣に、現代のビジュアルデザインの礎をつくったワシリー・カンディンスキーやモホリ=ナジ、近代建築の四大巨匠であるヴァルター・グロピウスやミース・ファン・デル・ローエなどがおり、現代美術・建築に大きな影響を与えた伝説的な学校です。 バウハウスは、当時の政治的な環境においてナチスら右翼勢力に目をつけられ、1933年、わずか14年の短い期間で閉校しました。しかし今では紆余曲折を経て、その血脈がイリノイ工科大学にあったり、ヴァイマルとデッサウにも大学や私設学校としてバウハウスの遺伝子が受け継がれています。 このたび、そんなバウハウス・デザイン学校