オープンカフェでイタリアン、職人が新鮮なネタを握る回転ずし--。大学の食堂、学食が様変わりしている。味もなかなかとか。おすすめは? 【岡礼子、根本太一】 1300席の空間を学生が埋める。東洋大白山キャンパス(東京都文京区)の学食は、専門店6店が軒を連ねるフードコート形式。「ほぼ毎日ここに来て、空揚げか半熟オムライスを食べる」と1年の男子学生3人。注文を受けてから焼くナン付きカレーとタンドリーチキンも評判だ。 日本工業大(埼玉県宮代町)のイチオシは、その日の仕入れでメニューが替わる「みのり寿司」。500円の「サンマのたたき丼」や650円の「ネギとろ・あぶりサーモン丼」が人気だ。「ウニ・ネギトロ丼」は850~1000円と値が張るが、80~120グラムのウニがのる。店主の米山久雄さん(50)は、近くのすし店で修業中に大学関係者から声をかけられ、92年の独立と同時に出店した。 フレンチレストランも