印刷 関連トピックス橋下徹 大阪維新の会の大阪府議団が府議会に提出した教育基本条例案をめぐり、同会代表の橋下徹知事と、条例制定に反対する府教育委員5人が7日、意見交換をした。教育長を除き、条例案が可決されれば辞任する姿勢を示していた委員らは「撤回」を要求。橋下知事はこれに応じず、委員らに「対案」をまとめれば、条例案を柔軟に修正する考えを示した。 橋下知事は冒頭で「教育行政は世の中の風にどれだけ触れているのか」と主張。教育行政に政治が関与する必要性を唱えた。 教育委員らは「政治の介入は慎重でなければならない」と反論。条例案が学力テスト結果の学校別公表や教職員の人事評価への相対評価の導入などを盛り込んでいる点を批判し、撤回するよう求めた。 これに対し橋下知事は条例案の修正を前提に、教育委員らに対案を作るよう要請。生野照子教育委員長は応じる考えを示し、「白紙撤回に近い案になると認識してほ