ネタとして週刊金曜日を立ち読みした所、今週はとりわけ凄まじい内容だった。まさに毒電波ゆんゆん20000%くらいであろうか。 一つはリビア情勢。何と「リビア・カダフィ大佐死亡 解放の歓喜と代償 写真・文 尾崎孝史」と称して、「カダフィの独裁から解放されて喜ぶリビア市民」の写真をデカデカと掲載していた。しかもカダフィの死に様を「命乞いして哀れに死んだ」と散々にこき下ろしている。まるっきりアルジャジーラのヤラセ報道まんま引き写しではないか。陥落直後(だけでなく、多分今も)のトリポリ市内は暫定政府軍(反乱軍)とNATOの戦車やヘリが飛び回って厳戒態勢であり、市民は外に出るのも危険だったのに、どうやってあんな風に表へ出てはしゃげると? 仮にそのトリポリ市内の光景がヤラセでない事実だとしても、せめてNATOの空爆で犠牲になった民衆の写真くらいは載せろという話だろう。それでこそ「歓喜と代償」と言えるので