この環境大臣、副大臣の姿勢をみれば、原発事故への姿勢は明白。病気が病気と分かるのは迷惑と考えているということ。どのレベルでも、被害は被害と、はっきり主張し続けなければ、次には「隠蔽」が待っている。
午前9時35分 登庁。 10時5分 戦略会議に出席。 午後1時 庁内執務。 6時45分 退庁。関西電力大飯原発3、4号機の再稼働について「なんとなく安全性を認めたような雰囲気が作られ、明確な安全基準がないまま、政府がずるずると手続きを進めるのは太平洋戦争に突入していった流れに似ている。大変危険な状況だ。メディアが権力チェックして止めなければいけない」と話す。
福島県飯舘村役場前の植え込みの写真を見ていただきたい。環境省が昨年自衛隊に依頼して行った除染の結果だ。表土をはぎ、汚染された土を除去した結果、マツの根は無残にもむき出しになり浮いてしまっている。放射性セシウムは比較的表面にとどまっており、表面から5~10cmを取り除けばいいとされているが、地形や土質などの条件によりそれだけではすまない。十分に除染の効果を上げようと思えば写真のような有様になるわけだ。さらに、枝葉を切り、幹には高圧洗浄をかける。このあとこの木がどうなるのか、結末を見届けたい。これだけやっても空間線量は半分程度にしか下がっていない。 人工的な植え込みでさえこんな状況だから、山だったらいったいどうなのか。飯舘村は4分の3が林野。村の計画ではそこを20年かけて除染することになっている。表土をはぎ、枝を徹底的に落とし、幹は高圧洗浄する。そんなことをしたら、山の生態系は壊滅的だ。このあ
環境省が展開するがれき広域処理キャンペーン東日本大震災の被災地3県のがれき処理問題で、政府ががれきの広域処理を呼び掛けるメディアキャンペーンを展開している。 環境省は新年度、除染関連と合わせて30億円以上の予算で広報業務を進める予定だ。すでに大手新聞各紙の社説は「広域処理支持」で奇妙なほど足並みがそろっている。 この問題では「放射性レベルが低いのなら、がれき処理専用の仮設焼却炉を現地につくって処理するのが最も効率的で、現地に雇用も生まれる」(池田こみち・環境総合研究所副所長)、「バグフィルターの性能の検証や、灰の処分方法の変更、排水処理の高度化などが先」(高野雅夫・名古屋大大学院准教授)などの異論がある。 しかし政府は早急な広域処理の一点張り。新聞社説も、何かと対立する読売と朝日ですら「広域処理の流れが加速することを期待したい」「『お互いさま』の精神で…広く受け入れよう」と同調する。その他
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