安倍晋三首相が発表した戦後70年談話に盛り込まれた、「戦争には何らかかわりのない子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」という主張に、共感した人が多いようだ。 朝日新聞の世論調査では6割以上が「共感する」と回答し、談話そのものを「評価する」という人よりも多かった。各紙の調査でも同様に支持を集めている。 「共感する」63%、「しない」21%を大きく上回る 安倍首相は2015年8月14日に発表した戦後70年談話で、争点となっていた「おわび」について、過去の談話を引用する形で言及。その上で、戦後生まれが人口の8割を超えていることに触れ、 「あの戦争には何らかかわりのない、私たちの子や孫、その先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」 と述べた。 朝日新聞が8月22、23日に行った世論調査によると、安倍首相のこの主張に「共感する」としたのは63%で、「共感しない