全ラインが一堂に会した青山の旗艦店、「ポール・スミス スペース」。5周年を迎え、新たな岐路に立つ今シーズン。緊急来日したポール氏が見据える視線の先には、どんな"宇宙"が広がっているのだろうか。 Photos_Shinichiro Ariizmumi(Sputnik)/Hiroyo Kai(STUH) Interview&Text_Kyosuke Nitta ----「ポール・スミス スペース」の5周年、おめでとうございます。 Paul Smithー以下(PS):ありがとう。 ----まず始めに、表参道や骨董通り沿いではなく、この閑静な住宅街を選んだ理由は何でしょうか? PS:フラッグシップショップをオープンするにあたって、東京の色々なファッションエリアをリサーチしたんだ。騒がしい場所になることを覚悟していたんだけど、この物件を初めて見たときに、入口に植えられている竹や松が趣き深くて、この