♪いつまでも いつまでも 走れ走れいすゞのトラック~ このキャッチーなCMソングによって、商用車専業メーカーとして広く知られるいすゞ自動車。運送会社のトラックや路線バスの他、かつては乗用車も手がけていた。その独創的で丁寧な作りに、いまだ熱心なファンが多い。いすゞの乗用車を専門に扱う中古車販売店「イスズスポーツ」(東京都羽村市)を訪ね、いすゞ製乗用車の魅力と流通の現状を探った。 旧車の妙味、三角窓の風と吸排気音 イスズスポーツを訪れると、店頭で真っ先に目に入るのが「117クーペ」。いすゞ旧車の代名詞的な存在で、この店でも一番人気だという。工業デザイナーの巨匠ジョルジェット・ジウジアーロがデザインした低く伸びやかなスタイリングは、車体の大きさ以上の存在感を放つ。イスズスポーツでは、高価だったハンドメイドの最初期型をフルレストアする一方で、中期以降の量産モデルをベースに、手頃な整備で扱いやすさを
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