安倍首相が議長を務めた主要国首脳会議「伊勢志摩サミット」で「パリ協定の2016年中の発効」を盛り込み、「可能な限り早期の批准、受諾又は承認を得るよう必要な措置をとる」と 首脳宣言 を行ったのは安倍首相本人である。それから4カ月以上が経過したが、安倍首相は臨時国会の所信表明でも「パリ協定」について言及せず、閣議決定も行っていない。 そんな中、中国、米国に次いで、EU、インドが立て続けに批准して、パリ協定の発効要件を満たし、11月7日からモロッコ、マラケシュで始まる第22回気候変動枠組条約締約国会議(COP22)に先駆けて首脳宣言どおりに協定は発効することとなった。 出典:環境省 日本が10月19日までに批准しない場合、発効後に始まるルール作りに日本は参加できなくなる。 都合が悪いと自民党総裁になる安倍首相 批准を求める承認案が未だに国会に提出されていないことを「何故ですか」「いつですか」と政