Appleのブラウザ「Safari」でオートフィル機能を有効にしている場合、ユーザーの意図に関わりなく個人情報が漏れるおそれがあると、米国時間7月21日にセキュリティ研究者が報告した。この問題はSafariだけに影響するのか、それともGoogleの「Chrome」を含むすべてのWebKitベースのブラウザに影響するのかは分かっていない。SafariおよびChromeのユーザーは、さらなる情報が明らかになるまで、ただちにオートフィル機能を無効にすることが推奨される。 WhiteHat Securityの最高技術責任者(CTO)であるJeremiah Grossman氏は、21日付けのブログ記事でエクスプロイトを実証し、現行の「Safari 5」および以前の「Safari 4」の両方が影響を受けると書いている。この脆弱性はかなり深刻なもので、ユーザーが悪意あるウェブサイトを訪れたとき、サイト上