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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (4)

  • 科学的思考/オカルト的思考: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 思考の仕方には、科学的な方法(分析的で反省的な思考)とオカルト的な方法(盲信的で慣習的な思考)の2つがあるように思います。 ただ、ややこしいのは、思考の対象=内容にも科学的なものとオカルト的なものがあるということです。 それゆえ、「思考の仕方=方法」と、「思考の対象=内容」の組み合わせで以下の4つができます。 1.科学的な対象を科学的な方法で語る 2.オカルト的な対象をオカルト的な方法で語る3.科学的な対象をオカルト的な方法で語る4.オカルト的な対象を科学的な方法で語る このなかで厄介だなと思うのは、3.のパターンです。 他のパターンはいずれも語り手が自分がどんな方法で何を語っているかが自覚できているケースが多いと思うのですが、3.のケースだけはどうもそういう自覚が欠けがち

    ureyubo
    ureyubo 2011/02/20
  • 新しいことばのデザインパターンの追求: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 すこし時間があきましたが、前回書いた「版(version)の危機」の話の続きをしましょう。 前回は、電子書籍とさらにその先の時代を考えると、「大量生産」や「版」という概念が危機を迎えるのではないかという話をしました。活字印刷という、あらゆる機械生産に基礎をおく大量生産の原型が、電子書籍という形態によって危機を迎えるとともに、様々な物理的形態を持ったプロダクトがソフトウェア化するなかで、プロダクト自体の生産が機械生産による大量生産とは異なるものになってきています。 マクルーハンは『メディア論―人間の拡張の諸相』のなかで、"同じ物"という僕らが当たり前と思って過ごしている概念に、こんなエピソードを紹介しています。 マーガレット・ミードが報告しているところによると、同じ書物を太平

    ureyubo
    ureyubo 2010/12/09
  • 書くことがないというのは考えてないというのに近い: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日ちょっとインプットとアウトプットのことについて書きましたが、アウトプットという点では、書くことがないというのは考えてないというのに近いんだろうなと思います。 書けるくらいに考えているかどうか。それに満たない考えというのは、たぶん意識がゆらゆらしてるだけであって考えてるとはいわない。 もちろん、この「書く」は、絵を描く、見積もりを書く、ワイヤーフレームを描く、日記を書く、ブログを書く、報告書を書く、など、いろんなアウトプット形式があっていい。ただし、ある程度の量はないと考えというのはまとまったり展開したりしないので、140文字だと話にならない。 考えるというのは頭のなかでアウトプットを構成し組み立て展開する作業だと思います。自主的に「書く」という行為を行っているかは別にし

    ureyubo
    ureyubo 2009/12/17
  • なぜ、KJ法は失敗するのか?:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 フィールドワークなどの調査で集めた質的情報を、俯瞰的視点と細部に踏み込んだ視点の両方を用いて包括的に分析し、分析結果をメンバー間でしっかり共有しておけるかが重要になります。 ある事実を観察したとしても、 事実を特定の視点による特定の角度からしか観察できないすべてを観察することができず一部のみしか観察できない観察者の意思が働いて、観察結果に事実そのままではない強弱ができてしまう観察者それぞれで異なる見方をしてしまうので、おなじ事実をみても観察者によって解釈が異なる ということが起こるので、観察した結果を、調査後、再度メンバー全員での分析作業により、上記の問題を補う必要があります。 多くの調査がこの分析作業を重視しないので、多くの事実が抜け落ちてしまったり、ゆがめられて解釈され

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    ureyubo 2009/07/23
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