京都市街の南東に東山連峰を隔てて「 山科 」というところがある。 お目当ては、紅葉の名所「 毘沙門堂 」と、豊臣秀吉の 醍醐の花見 で有名な「 醍醐寺 」。 護法山出雲寺 毘沙門堂門跡 大宝3年(703)、行基 により上京に開かれた古刹。中世以降のたびかさなる戦乱で荒廃したが、天海僧正 が後陽成天皇の勅命によりこの地に再興したとのこと。以来、代々法親王が入室されて 門跡寺院 となる。ご本尊は、伝教大師最澄 作の 毘沙門天 。延暦寺根本中堂のご本尊 薬師如来 の余材を持って刻まれたという。天台宗のお寺。 本殿で寺の縁起などの話を聞いた後、霊殿や宸殿を見学。外向きだけ写真に収めてきた。 下は、霊殿から「 高台弁財天 」を望む。太閤秀吉の母、大政所が大阪城内で念じ、北政所が高台寺で祀られた 弁才天 を当地に勧請したものらしい。 続いて「 勅使門 」へ。行幸、勅旨の代参、門跡門主の晋山式の大事以外
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