ブックマーク / www.keystoneforest.net (104)

  • 秋深けてまだ生きてをり螽斯 〜教育実習生担当日誌⑵ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    教育実習日誌に書いたわたし(指導教官)側の文章を、備忘録として、そして40年ほど前に教育実習生だったわたし自身への応援メッセージとして書き残しています。 教育実習は2週間(10日間)。4日目からの記録です。 1日目から3日目はこちらに書きました。→捨ての小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌(1) - 森の奥へ 4日目 (重度の肢体不自由のある)子供たちの中には学校でもあまり覚醒が上らず、眠ってしまう場面が見られることがあります。体調面を考えると無理に起こす必要はないと思いますが、刺激が足りずに居眠りしてしまう場合もあるのでケースバイケースだと思います。人が楽しめる活動を取り入れることで覚醒が上がることはよくあります。人をより深く知る(実態把握をする)ことが重要なのは、こういう側面があるからだと思います。 5日目 以前には、生徒たちの名前を呼び捨てにしたりあだ名で呼んだりする教師が

    秋深けてまだ生きてをり螽斯 〜教育実習生担当日誌⑵ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/12/04
    キリギリスの生き残り、さぞやさみしかろうに(●´ω`●)✨✨
  • 何を追ふ地下道を往く木枯らしや ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    わたしの住む神戸・六甲山南麓に木枯らしが吹いたのは11月のはじめでした。 角川学芸出版『角川俳句大歳時記』には 凩【こがらし】木枯(こがらし) 冬の初めに吹く強い北風である。語源は「木を枯らす」とも「木の嵐」ともいわれるが、どちらにしても木にかかわりがある。この風が吹くと、枝の木の葉は残らず飛び散り、散り敷いた落葉もところ定めずさまよう。 とあります。 わたしは「木枯らし」と書きましたが、「木枯」と書くと「木を枯らす」という意味、「凩」と書くと「木の嵐」という意味が鮮明になるのでしょう。 枝の木の葉を残らず吹き飛ばし、木を枯らしてしまう風。改めて意味をたどると胸に迫るものがあります。 木枯の句に好きな句が二つあります。 海に出て木枯帰るところなし(山口誓子) 木枯一号アンドロメダを吹き落とす(土見敬志郎) 山口誓子の句は現代国語の教科書か何かで知りました。 山から吹き下ろす木枯が勢いよく海

    何を追ふ地下道を往く木枯らしや ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/11/25
    木枯らしは、冬の匂いがしますよね(●´ω`●)✨✨ 師走のせわしさと相まって、せかされる感じがしますね(●´ω`●)🍂
  • 捨て猫の小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌⑴ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回の前段は俳句のこととは全然関係ありません。 何年ぶりかで教育実習生の担当をすることになりました。期間は2週間です。 実習期間中は、その日の振り返りを口頭で行うだけではなくて、実習日誌を介して、文章でのやりとりも毎日行います。 その日誌に書いたわたし側の文章を備忘録として、そして、40年ほど前に教育実習生だったわたし自身への応援メッセージとして書き残しておこうと思います。 1日目 生徒たちとの関わり方について、すぐにコミュニケーションがとれる即効薬のようなものはないと思います。けれど、S先生(実習生さん)の強みは生徒たちと年齢が一番近いということです。わたしたち教師には絶対に敵わない強みです。そうしたことに生徒たちは敏感です。心の垣根を低くして、心を開いてくれる一瞬が必ずあると思います。その一瞬を経験するだけでも、S先生にとって大きな成果になると思います。実習期間は短いですが、何か一つで

    捨て猫の小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌⑴ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/11/20
    いわし雲、小さな肉球の足跡みたい(^^)/✨✨ かわいい軌跡ですね✨
  • 失ひて戻るものありや星月夜 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    俳句は季語だな、とつくづく思いました。 前回は「十三夜」という季語で3句詠みました。 十三夜の月は、満月を迎える前のまだまだ上を目指す直向きな気持ちや未完成の美しさみたいなものを句に託すことができて、想像力がかきたてられました。 ですが、今回は別の季語にしようと考え、さんざん季語選びに迷った挙句に、頭の中に漠然とあった思いの中からそれらしい言葉をあれこれ探し出してきて、無理やり五七五に並べて形にしただけ、という感じの句になってしまった気がしています。しかも、字余りだったり…。 改めて思います。俳句は難しいです。 別れてもまた会う夢あり十六夜 下五の「十六夜」は「じゅうろくや」と読んでください。「いざよい」では字数が足りなくなります。 「いざよい」は「猶予い」と書いて、躊躇する、ためらうという意味があるそうです。東の空に上ろうかどうか、ためらうように満月の夜よりも少しだけ遅い時刻に上ってくる

    失ひて戻るものありや星月夜 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/11/15
    写真、ピッタリなチョイスですね(●´ω`●)✨✨✨
  • 満ちるよりここで止まれや十三夜 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    まったく個人的な事情ですが、ここ何回か、サブブログ『飛ぶコタツ』に投稿していた俳句についてのつぶやき記事は、今後はこちら『森の奥へ』に投稿しようと思います。そのうえで、作品(俳句)だけをサブブログにも掲載するという形にしようと思っています。サブブログの方は創作作品置き場として位置づけるつもりでしたので、整理しなおします。 あと二晩で満月を迎える十三夜の月は、13/15という数字からすると存外に若く淡く感じられます。といっても、これはわたしだけの思いかもしれません。 十三夜の月が放つ光が淡く見えるのは、この曲を聴いたせいだと思うのです。 さだまさし作詞作曲の『十三夜』という曲です。 ご人も歌っておられますが、わたしは鈴木雅之の『十三夜』の方が好きです。 十三夜 鈴木雅之 J-Pop ¥255 provided courtesy of iTunes 十三夜 さだまさし J-Pop ¥255

    満ちるよりここで止まれや十三夜 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/11/13
    古の人は、カレンダーを見るような感じで月を見上げていたのでしょうね(●´ω`●)✨✨✨
  • 秋探す子らの声公園笑ふ - 森の奥へ

    サブブログ「飛ぶコタツ」で記事を投稿しました。 yamahito.keystoneforest.net よろしければお訪ねください。 よければtwitterものぞいてみてくださいね。山 (@keystoneforest) | Twitter🐾@森の奥へ 似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。

    秋探す子らの声公園笑ふ - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/11/04
    情景が浮かぶようですね(●´ω`●)✨✨✨ 紅葉した景色と高揚した声が、ほっとしますね(●´ω`●)✨
  • 木の葉散る今が終わりか始まりか - 森の奥へ

    サブブログ「飛ぶコタツ」で記事を投稿しました。 Twitterへの一日一句の投稿はまだなんとか続けられていますが、ブログの記事の方が追いついていません、、、(^^; yamahito.keystoneforest.net よろしければお訪ねください。 よければtwitterものぞいてみてくださいね。山 (@keystoneforest) | Twitter🐾@森の奥へ 似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。

    木の葉散る今が終わりか始まりか - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/10/24
    やっぱ、この季節は葉っぱの句ですよね~(●´ω`●)✨🍁
  • 熟す実も枯るる葉も同じ枝にあり - 森の奥へ

    サブブログ「飛ぶコタツ」で記事を投稿しました。 最近続けている俳句の記事です。 yamahito.keystoneforest.net よろしければお訪ねください。 よければtwitterものぞいてみてくださいね。山 (@keystoneforest) | Twitter🐾@森の奥へ 似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。

    熟す実も枯るる葉も同じ枝にあり - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/10/15
    アポトーシス、的な感じですね(●´ω`●)✨ 個体を保つため、死がプログラムされている、らイイですね(●´ω`●)💦 ちょっとずれましたね(●´ω`●)💦
  • それぞれの呼吸で鳴くや虫の宴 - 森の奥へ

    今日も俳句のことを書きます。 前回の記事を書いてから、今のところまだ、一日一句を続けられています。 ですが、わたしの場合の一日一句は、正味の一句なので、毎日がギリギリです、、、 ところで、山🐾の名前でtweetするのはなにか違う気がして、俳句をtweetするときの筆名を考えました。 この場合の筆名は、一応、俳号というのかもしれませんが、俳句だけでなく、創作する際にこれから使っていこうと思って考えました。 新しい名前は、遠野山人です。 名字は、当ブログ名の『森の奥へ』のイメージに多少近いかな、ということで、遠野としました。 下の名前は、山改め、山人です。 すでに別ブログ『飛ぶコタツ』でも使い始めている名前です。 遠野という名前には、柳田国男『遠野物語』のイメージも借りました。 山人は、遠野物語では「山々の奥には山人住めり」として紹介されています。 長身で色白の人たちであるそうです、、、

    それぞれの呼吸で鳴くや虫の宴 - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/10/06
    ③番の落ち葉の句、ステキですね(●´ω`●)✨✨✨
  • 天つかむ手のごと開く芒若し - 森の奥へ

    今日も俳句のことを書きます。 前回の記事に対して、通りすがりのmanaさんからいくつかご指摘やアドバイスをいただきました。添削もしていただきました。 一番びっくりしたのは「上五・中七・下五の間には、特に何か意味があるのでなければ、空白は入れないのがよいです。」とのご指摘でした。 確かに、、、新聞の俳句欄を確認すると、空白入っていませんでした。 五七五を空白で区切ったのは、まったくのわたしの思い込みでした。 知らないって、当に怖ろしいことです、、、 早速、以前の記事中の俳句に入れていた空白はすべて消しました(^^; manaさん、教えてくださってありがとうございました。 ほかにもまだまだ見当違いなことがたくさんあると思います。 ご指摘いただければ嬉しいです。 よろしくお願いします。 また、前回までの3記事に掲載したわたしの俳句に、わたしの無理なお願いをお聞きくださって「好き」とコメントやご

    天つかむ手のごと開く芒若し - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/10/03
    おお✨ お久しぶりです(^^♪✨ 俳句をツイートされているのですね(^^♪✨ 行ってみます(^^)/
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記)後記 5/5 - 森の奥へ

    * 『震災通信』の連載中につぶやいたこと、思ったこと。Twitterから引用します。 2021年1月18日、この日の朝も冷えました。 寒いけど朝焼けはきれいです。寒くなればなるほど美しくなります。 駅までの尾根筋を下る通勤の途中、欠かさずこの場所から東の空を望みます。正面は大阪、その奥が生駒山地、中央右に大阪湾が見えます。 朝陽が美しい日は必ず写真に残します。 この場所からの見晴らしが良いのは、実は、あの震災後ここに建っていたマンションが取り壊され、いまだに更地のままでいるからです。 あの日から26年経ちました。 今朝も冷えます。 寒いけど朝焼けはきれいです。 寒いからこそ美しいのかも? pic.twitter.com/EVy0JMCwqe— 山🐾 (@keystoneforest) 2021年1月17日 1月の満月はWolf Moon(狼月)と呼ぶそうです。 1月15日、あの日の夜は

    震災通信(阪神淡路大震災体験記)後記 5/5 - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/03/21
    最近、地震が続いてますね💦 前触れでしょうか(●´ω`●)💦
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記) あとがき - 森の奥へ

    happy-ok3(https://happy-ok3.com/) さんから、 「阪神・淡路大震災から26年が過ぎ、27年目に入りました。でも、風化させてはいけないと思います。」 と『震災通信』最終回の記事にコメントをいただきました。 風化させないこと、、、わたしたちにとって一番大事なのは、このことだと思います。 歴史の教科書に決して載ることはない一個人の経験談を語り継ぐこと、語り続けることに、大きな意味があると思うのです。 わたしもそう思いながら、このブログで何度か震災について思うことを書いてきました。 その一方で、こうも思います。 いくら記憶力が良い人でも、時間の経過とともにそれは薄らいでいくものです。 そのうえ、ただ薄らぐだけじゃなくて、都合の良いように書き換えていくことも、よくあることだと思うのです。たとえ悪意がなくても、です。 頭の奥の奥にしまっている記憶を呼び起こしてきてそれを

    震災通信(阪神淡路大震災体験記) あとがき - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/03/17
    リアルな部分は、体験した人の数だけありますものね(●´ω`●)✨
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記)後記 1/5 - 森の奥へ

    わたしは阪神淡路大震災の翌春、大阪文学学校という文章教室に通い始めることにしました。そこには、文章について学ぶというより、小説について語り合える仲間たちと、時間と空間とを共有できる面白さがありました。もちろん、お酒を飲みながらそれを味わうこともできました、、、(^_^) その教室に2年通い、知り合った仲間たちと小説同人誌を作るようになりました。1997年4月から2008年8月までの間に、3つの同人誌・28冊の発行に関わりました。小学生の頃から書くことが大好きでしたが、それが生活の一部になったのは、震災がきっかけでした。今回、ブログに連載した『震災通信』は、2004年11月10日発行の同人誌に掲載した作品です。 ですので、以下は、2004年11月の視点で書いた文章です。そのまま再掲していますので、時系列的に読みづらい部分もあるかと思いますが、どうぞご容赦くださいますように。 * 震災からやが

    震災通信(阪神淡路大震災体験記)後記 1/5 - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/03/09
    心許せる仲間と一緒の時間は、貴重ですね(*´ω`*)💦
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***51日目(3月8日)*** - 森の奥へ

    26年前、わたしは神戸市兵庫区で震度7の揺れを経験しました。その記憶を日記とパソコン通信のログとで振り返ってきました。あの日から51日目、平成7年3月8日水曜日、わたしは結核性胸膜炎で国立神戸病院(現・神戸医療センター)の結核病棟に入院することになりました。入院生活は約二か月続きました。 松任谷由実の『春よ、来い』。この歌を聴いて、春が来る日を信じました。 * 結核病棟。 この言葉はの中でしか知りませんでした。けれど、結核という病気は撲滅されたわけではありませんし、決して軽い病気でもありません。 Wikipediaによると、「世界保健機関 (WHO) によると、結核はHIVの次に死者の多い感染症」であり、「厚生労働省は『結核は過去の病気ではない』というスローガンで」、「注意を喚起している。日での2010年の新規登録患者数は23,261人、罹患率は人口10万人対18.2、結核死亡者数は2

    震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***51日目(3月8日)*** - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/03/08
    名曲ですよね(●´ω`●)✨ 確かCDの金額も珍しかった気がします✨
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***48日目(3月5日)*** - 森の奥へ

    26年前、わたしは神戸市兵庫区で震度7の揺れを経験しました。その記憶を日記とパソコン通信のログとで振り返っています。あの日から48日目です。今も時折り思い出す苦い日です。この日が区役所応援最後の日になりました。 3月5日(日) 今日の被災家屋再調査のペアは市土木局のK場さん。鵯越の独身寮に住んでいるという。 最初は天井の板がごっそり抜け落ちた家を調査する。一見するとひどい被害のようだが、他はどこも傷んでいない。おやじさんは大工さんだが、怪我をして現在失業中とのこと。年配の気のよさそうなおばあちゃんが、あまりに辛そうに話されるので、何とかできないかとも思ったが、結局、一部損壊の判定で納得してもらう。多少例外をつくってもよかったんじゃないか、少し厳しかったかと気になって仕方ない。 熊野町のヤンキー風のにいちゃん、いきなり文句を言い始める。家の中を見せて頂きますから、と何度もくり返し言うとようや

    震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***48日目(3月5日)*** - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/03/05
    3.11ですら10年近く💦 月日は早いですね✨
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***46日目(3月3日)*** - 森の奥へ

    26年前、わたしは神戸市兵庫区で震度7の揺れを経験しました。その記憶を日記とパソコン通信のログとで振り返っています。あの日から46日目です。無性にラーメンべたくなりました。 3月3日(金) 公休。 無性にラーメンべたくなって、開店を15分ほど待って「ラーメン太郎」のネギチャーシューラーメンべる。 イメージです(^^; ※下のリンクは震災当日の記録です。 www.keystoneforest.net よければtwitterものぞいてみてくださいね。山 (@keystoneforest) | Twitter イラスト/バリピル宇宙さん (id:uchu5213)

    震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***46日目(3月3日)*** - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/03/03
    ネギチャーシューラーメン🍜、美味しそうですね🤤✨ 五臓六腑にしみわたりそうです✨
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***42日目(2月27日)*** - 森の奥へ

    26年前、わたしは神戸市兵庫区で震度7の揺れを経験しました。その記憶を日記とパソコン通信のログとで振り返っています。あの日から42日目です。おばちゃんと気の合う日。 2月27日(月) 今日は、F井さん(※庁職員)と被災家屋再調査のペアを組む。午前中は僕が主になり、午後からはF井さんが主になる。F井さんはどちらかというと口ベタな方なのか、横で話を聞いていると少し焦れったくなるほどだ。ま、その辺りはお互い様かも知れないが。 午後の1軒目に会下山町2丁目の家を尋ねたが、すぐに証明書が欲しいということでF井さんが一度区役所まで戻る。その間、おばちゃんの話し相手を務める。結構話しが盛り上がる。 最後に再調査した氷室町1丁目の駄菓子屋さんのおばちゃんとも話が盛り上がる。13歳の時、疎開先の長崎で彼女は原爆も体験したんだそうだ。 母が久しぶりに帰宅する。いろいろ話し込む。今日はおばちゃんと気の合う日だ

    震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***42日目(2月27日)*** - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/02/27
    話が合う人がいるとすくわれますね✨
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***40日目(2月25日)*** - 森の奥へ

    26年前、わたしは神戸市兵庫区で震度7の揺れを経験しました。その記憶を日記とパソコン通信のログとで振り返っています。あの日から40日目です。頭が割れそうに痛みました。 2月25日(土) 姫路からやってきた「自治労」の応援職員とペアを組んで被災家屋の再調査に回る。五十歳前後でベテランの方なのだが、一日限りの応援ということでどちらかと言えば第三者的な態度。判定の意見を求めるとシビアな答えを返してくださるが、説得するのは僕。まぁ仕方のないことだけど。半壊判定にまでは至らないことを住人の方に説明して、でも、粘りに粘られ、ついに押し切られてしまった家もあった。 夕方になり、頭がガンガンしてきた。もう4時半を過ぎていたのではっきり言って終わりにしたかったが、ペアの人はもう少し行こうと言う。勘弁して欲しかった。 帰りに夕を買うより先に薬局に寄り頭痛薬を買う。頭が割れそうに痛かった。7時過ぎには布団に入

    震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***40日目(2月25日)*** - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/02/25
    大変な業務ですよね😓 そりゃ頭痛もひどくなりますね😢
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***39日目(2月24日)*** - 森の奥へ

    26年前、わたしは神戸市兵庫区で震度7の揺れを経験しました。その記憶を日記とパソコン通信のログとで振り返っています。あの日から39日目です。北海道から応援に来られた水道局の人に、わが家の漏水箇所の修理をしていただきました。 2月24日(金) 北海道の水道局の人が家にやってくる。5人がかりでいろいろ家の中を見て回り、1階のトイレの下が漏水箇所だ、と突き止めてくれる。縁の下を調べた時に、そこにヘルメットを忘れてくるハプニングがあったり、トイレのパイプを手持ちの材料で北海道の佐々木さんが直してくれたり、当に親身になって心配してもらった。でも、結局完全に修理してしまうことはできず、使用する時だけ栓を開けるように言われた。何度も何度もご苦労様を言う。 北海道のどこから来てもらったのか、訊くのを忘れていた。あわてて道路まで追いかけて行って作業の車を探したが、札幌ナンバーということしか確認できなかっ

    震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***39日目(2月24日)*** - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/02/24
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***37日目(2月22日)*** - 森の奥へ

    26年前、わたしは神戸市兵庫区で震度7の揺れを経験しました。その記憶を日記とパソコン通信のログとで振り返っています。あの日から37日目です。被災家屋再調査が続きます。人間の嫌な部分にも出会います。風邪がなかなか治りません。 2月22日(水) 罹災証明がなくて、再調査の予定にも入ってなかった人がいきなり家をみて欲しいと言う。こうした便乗組を扱っていると、その日予定していた人の家を回れなくなる。やんわりと断り、一度はそのことを分かってもらって諦めたようだったが、電話で息子さんらしい人と相談したらしく、代わって話をしろと言う。受話器をとるといきなり、あのなぁ、という口調。それだけでもう話す気がなくなった。固いことを言うな、案の定、そんな内容。 最後に回った家でも、その家の人じゃない第三者から、国から出る金だからお前らの懐が傷む訳じゃないだろう、というような言い方をされる。 自分だけが被災者だと思

    震災通信(阪神淡路大震災体験記) ***37日目(2月22日)*** - 森の奥へ
    urimasaru
    urimasaru 2021/02/22
    不便な状態が続きますね(#^.^#)💦