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ブックマーク / xtech.nikkei.com (200)

  • 2万円台の格安中古パソコンはお買い得か、7年落ちのレッツノートを購入した結果

    電子商取引(EC)サイトや中古パソコンショップなどでWindows 10を搭載した中古ノートパソコンが2万円前後で数多く販売されている。ECサイト「Amazon.co.jp」のパソコン販売ランキングを見ると、「整備済み品」と称した安価な中古ノートパソコンが上位を占める。中には、2万円前後の製品もある。 米Intel(インテル)の第6世代または第7世代インテルCoreプロセッサーやSSDを搭載するノートパソコンが多く、仕様はとても魅力的だ。激安の中古パソコンは今でも使えるのか――。実際に購入して試してみた。 2万2500円で7年落ちの「レッツノート」を購入 筆者が秋葉原の中古パソコンショップを回っていたところ、パナソニックの「Let's note CF-RZ6」(型番はCF-RZ6RDRVS、以下「CF-RZ6」)が税込み2万2500円で売られていた。状態もよいので、試しに購入してみることに

    2万円台の格安中古パソコンはお買い得か、7年落ちのレッツノートを購入した結果
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    urtz 2024/08/02
  • 全ての無線LAN機器を脅かす脆弱性が見つかる

    無線LAN(Local Area Network)を利用する全てのパソコンやスマートフォン(Wi-Fiクライアント)が影響を受ける新しい脆弱性が報告された。悪用すれば、ユーザーが来接続しようとしていたネットワークよりも安全性が低いネットワークに誘導できる。Wi-FiクライアントのVPN(Virtual Private Network:仮想閉域網)機能を無効にされる場合もある。一体、どのような脆弱性なのか。 原因はWi-Fiの標準規格 今回の脆弱性は、VPN製品などを評価するサイト「Top10VPN」が2024年5月14日に公表した*1。脆弱性の識別番号は「CVE-2023-52424」だ。 原因は、Wi-Fiの標準規格「IEEE 802.11」に存在する。そのためOS(Operating System)やメーカーによらず全てのWi-Fiクライアントが影響を受ける。 IEEE 802.11

    全ての無線LAN機器を脅かす脆弱性が見つかる
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    urtz 2024/07/31
    めちゃアナログな攻撃。今更感。デフォでこうなってるルーターあるし、うちもそう
  • 産総研がAI用スパコン「ABCI」を刷新へ、新版はNVIDIA H200を6000基搭載

    産業技術総合研究所(産総研)は、AI人工知能)用スーパーコンピューターである「ABCI(AI Bridging Cloud Infrastructure、AI橋渡しクラウド)」を刷新する。現在利用中の「ABCI 2.0」から「ABCI 3.0」にバージョンアップする予定だ。新版は米NVIDIA(エヌビディア)のGPU(画像処理半導体)である「NVIDIA H200 Tensor Core GPU」を搭載した米HPEのサーバー「HPE Cray XDシステム」を採用するという。 ABCI 3.0は、1つのサーバー(ノード)に8基のNVIDIA H200 Tensor Core GPUを搭載し、合計すると6000基に達するという。ノード間は「NVIDIA Quantum-2 InfiniBand」ネットワークで接続。演算処理性能は、FP16(半精度浮動小数点演算)で約6.2 EFLOPS(エ

    産総研がAI用スパコン「ABCI」を刷新へ、新版はNVIDIA H200を6000基搭載
  • Intelが復権託すパソコン向けCPU、心臓部をついにTSMCに生産委託

    米Intel(インテル)はノートパソコン(PC)向けCPU(中央演算処理装置)の心臓部を担う半導体チップの生産を台湾積体電路製造(TSMC)に委託する。インテルがPC向け主力CPUの生産を外部委託するのは初めて。足元の生成AI人工知能)ブームを追い風にできていないインテルは、米NVIDIA(エヌビディア)や米AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)といった競合への反転攻勢には、自前主義を捨てTSMCとの関係強化が欠かせないと判断した。 TSMCに生産委託するのは、2024年7~9月に発売する予定のCPU「Lunar Lake」(開発コード名)(図1)。同CPUは2つの半導体チップ(チップレット)で構成され、その両方の生産をTSMCに委託する。Lunar Lakeは、2023年12月に発売したノートPC向けCPU「Core Ultra」(開発コード名はMeteor Lake)の後継とな

    Intelが復権託すパソコン向けCPU、心臓部をついにTSMCに生産委託
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    urtz 2024/07/21
  • 一気に浮上した有望株、冷却原子方式量子コンピューターのすごさとは

    量子ビットの誤り(エラー)を訂正できる「誤り耐性量子コンピューター(FTQC、Fault-Tolerant Quantum Computer)」の有望株として、「冷却原子方式」の量子コンピューターが一気に浮上している。既存方式との違いなどを解説しよう。 冷却原子量子方式では、レーザー光によって絶対零度付近である約10マイクロケルビンに冷却した原子(冷却原子)を量子ビットとして使用する。任意の量子ビット間で量子ゲート操作を行うための重要技術が2016年に確立したことから、冷却原子量子方式はここ数年で急速に台頭した。 冷却原子方式は「中性原子方式」とも呼ばれる。中性原子方式という呼び方には、原子から電子を1個取り去ったイオンを量子ビットに使用する「イオントラップ方式」と区別する意図がある。特集では冷却原子方式の呼称を使用する。 日でも冷却原子方式への注目度が急上昇 日では、分子科学研究所

    一気に浮上した有望株、冷却原子方式量子コンピューターのすごさとは
  • 直径約5cmの「銅ボール」が30年続くプリント基板工場から消える理由

    層間の導通確保のために銅めっき 銅めっきラインは、PCBの表面に銅膜を張る工程の設備であり、銅膜の元になる銅の供給源が銅ボールである。しかしそういう以前に、銅めっきラインがなぜ必要なのか、実は最初のうち分かりにくかった。 というのは、PCBの材料は銅張積層板と思っていたためだ。銅張積層板はガラス繊維に熱硬化性プラスチックを含浸させるなどして造った板の両側に銅箔を張ったものであり、その銅箔を部分的に溶かして残ったところを回路にする。銅は最初から材料に付いているではないか、と思ってしまった。 実際には「多層基板で層間を電気的につなぐ」(OTC)ために、銅を付着させる工程が必要になる。何層もの回路が積み重なる多層基板では、層と層を電気的に接続して回路を機能させる。その目的で多層基板に穴(スルーホール)を開けると、穴の内面には地層のように、内層の回路を形成する銅箔と、基板材料であるガラス繊維入りプ

    直径約5cmの「銅ボール」が30年続くプリント基板工場から消える理由
  • VMware製品「OEM廃止」の衝撃、ブロードコムはNECなど国産勢を切り捨て

    米Broadcom(ブロードコム)がVMware製品のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を終了したことに伴い、国産サーバーメーカーがVMware製品をバンドルした製品を販売できなくなったり、既存製品の保守を提供できなくなったりしていることが、日経クロステックの取材によって2024年7月16日までに分かった。メーカーやユーザー企業がブロードコムの動きに翻弄されている。 「富士通から購入した製品にもかかわらず、『当社では面倒を見られない』と言われ、一方的に保守打ち切りを告げられた」。 悲痛な声を寄せるのは、富士通製HCI(ハイパー・コンバージド・インフラストラクチャー)製品を長年使用するユーザー企業A社の担当者だ。同社は2024年4月、富士通からHCI製品の保守打ち切りについて通達があったという。 「VMware製品をサポートできなくなったため、保守の自動更新を停止したいという趣旨だった。

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    urtz 2024/07/16
    買収したBroadcomの看板での悪い素行。アメリカの金余りは経営者の選別を緩くしている。
  • 1本2500円の「Apple Pencil」互換ペンが驚きの進化、本家より優れた点もある

    iPad mini(第6世代)用にApple Pencilが必要になった。筆者は悩んだ末に、サードパーティー製のいわゆる「互換ペン」を購入した。Apple Pencilのように使える製品である。 以前にも同様の製品を何種類か試したことがあるが、明らかに性能が良くなっていて驚いた。いくつかのこだわりを捨てれば、Apple Pencilの代用品に十分なると思う。 そこで今回は、互換ペンがどこまでApple Pencilに迫っているか、レビューを交えて紹介しよう。 Apple Pencilを高いと思ってしまった iPad mini(第6世代)に対応するApple Pencil(第2世代)の直販価格は2万1800円(税込み、以下同)である。今まで周囲には「性能を考えればApple Pencilは全然高くないよ」と言っていた。にもかかわらず、今回は高いと思ってしまった。これには価格以外の要因がある。

    1本2500円の「Apple Pencil」互換ペンが驚きの進化、本家より優れた点もある
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    urtz 2024/07/11
  • 競争激化で急拡大する「生成AI」、ELYZAから見るLLMの進化とビジネスの現状

    日経クロステック登録会員になると… ・新着が分かるメールマガジンが届く ・キーワード登録、連載フォローが便利 さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に! 【技術者応援割】年額プランもお得 >>詳しくは

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  • こんなとこでもSpaceXの衝撃、衛星間光通信で業界のはるか先に

    「規格が乱立する可能性がある」 宇宙系スタートアップであるワープスペース(茨城県つくば市)最高戦略責任者(CSO)の森裕和氏は、宇宙ビジネス業界を席巻している米SpaceX(スペースX)が放った新たな“一矢”の衝撃をこう表現する。 一矢とは、SpaceX 社長兼COO(最高執行責任者)のGwynne Shotwell氏が、2024年3月に米国で開催された衛星産業カンファレンス「SATELLITE 2024」で、「我々はStarlink(スターリンク)向けに開発した光衛星通信端末を外販する」と発言したことだ(図1)。

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    urtz 2024/07/04
  • マネーフォワード、GPT-4o超高速実装を実現した生成AIの「切り替え簡単」導入法

    AI人工知能)モデルのアップデートは不可避。自社サービスに活用するには、継続かつ高速にモデルを切り替えられる仕組みを構築する必要がある」――。マネーフォワードの松裕也データ戦略室データエンジニアリング部部長はそう語る。松部長は2024年6月27日、日マイクロソフトが主催する「Microsoft Build Japan」で登壇し、生成AIを実装する際の取り組みを解説した。

    マネーフォワード、GPT-4o超高速実装を実現した生成AIの「切り替え簡単」導入法
  • 「見積もりが出ない」「利用できない」、値上げだけではないVMware問題の深刻度

    米Broadcom(ブロードコム)による米VMware(ヴイエムウェア)買収によってユーザー企業が被った悪影響は、製品の値上げだけではなかった。ライセンス更新に必要な見積もりが遅延したり、製品のアクティベーション(有効化)ができなくなったりするなど、ユーザー企業が様々な困難に直面している。 届かない見積もり、保守切れのまま運用へ 「見積もりが全く届かない。早くどうにかしてほしい」――。 悲痛な声を寄せるのは、自社のプライベートクラウドでVMware製品を使うあるユーザー企業A社の担当者だ。A社は自社のプライベートクラウド基盤にVMware製品を使い、複数の業務システムを動かしている。2024年5月末に使用するVMware製品の保守期限が終了する予定だったことから、2024年2月末に保守更新の見積もりをリセラーに依頼したが、2024年6月18日時点でも正式な見積もりの提示がないという。 「リ

    「見積もりが出ない」「利用できない」、値上げだけではないVMware問題の深刻度
  • 三菱電機がClaude 3活用で「工数4割減」、仕様書の図表解析にマルチモーダルが威力

    三菱電機が組み込みソフトウエア開発への生成AI人工知能)活用を進めている。ソフトウエア開発に関連する過去数十年分のドキュメントの要約文を生成AIにより作成。これを検索用のインデックスとして使うことで、エンジニアの作業工数を最大40%削減できると見込む。 2024年6月20日に開催されたアマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)の年次イベント「AWS Summit Japan」で、PoC(概念実証)の成果として明らかにした。今後は実用上必要最小の機能を備えたサービスであるMVP(Minimum Viable Product)として、従業員向けのアプリケーションを開発する予定だ。 三菱電機の組み込みソフトの開発部門では、製品開発部門から改修依頼を受けると、改修対象のソフトウエアの仕様書を検索して改修内容に関連する記述を確認。それを基にソフトウエアのソースコードを確認し、ソースコー

    三菱電機がClaude 3活用で「工数4割減」、仕様書の図表解析にマルチモーダルが威力
  • VMware問題でIIJやNTTコムなどが大幅値上げ、クラウド料金が2~3倍になる場合も

    米Broadcom(ブロードコム)によるVMware製品ライセンスの変更による影響が、国産クラウドベンダーに波及している。VMware製品を使う国産クラウドベンダーが相次ぎ、値上げを始めたからだ。ユーザーが支払うクラウド利用料金が2~3倍に跳ね上がったケースもあるという。 IIJとNSSOLは値上げ済み、NTTコムは7月から値上げ 日経クロステックの取材によって、既にインターネットイニシアティブ(IIJ)と日鉄ソリューションズ(NSSOL)が値上げを実施済みであり、NTTコミュニケーションズも2024年7月に値上げ予定であることが分かった。 富士通とソフトバンクは、値上げの有無や予定についての回答を拒否した。しかし日経クロステックの取材では、富士通が既に複数の顧客に対して値上げを打診していることが分かっている。 ソフトバンクは2024年6月13日時点で、クラウドサービス「ホワイトクラウド

    VMware問題でIIJやNTTコムなどが大幅値上げ、クラウド料金が2~3倍になる場合も
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    urtz 2024/06/14
    “売上高に当たる売上収益と営業利益が最大30億円は変動する可能性” 世界規模だと、倒産する会社もあるんちゃうか。やり方がえげつない
  • プリファードが1000億パラメーターLLM提供へ、データ分析で需要

    AI人工知能)スタートアップのPreferred Networks(プリファードネットワークス、PFN、東京・千代田)は、基盤モデル事業を加速させる。まず、1000億パラメーターの大規模言語モデル(LLM)を基盤モデルとして、早ければ2024年8月、遅くとも同年秋には外部提供を開始する。さらに、同LLMをベースに音声や画像に対応させたマルチモーダル基盤モデルの提供も目指す。

    プリファードが1000億パラメーターLLM提供へ、データ分析で需要
  • 厳しい中国の半導体国産化、製造装置のほとんどが自給率2割以下

    中国政府が目指す「半導体製造装置の国産化」は前途多難だ。同政府は、他国に頼らず、国内で半導体製造を完結できるように国内装置大手への財政支援を加速している。ただ、世界の業界大手と比べるとまだ規模が小さく、技術的な差も大きい。「(半導体製造企業や装置メーカーなどの)現場はお手上げ状態だが、それを言いづらい状況だ」。中国の情勢に詳しい日総研 調査部 主席研究員の三浦有史氏はこう語る。 中国における半導体製造装置の業界地図(出所:経済産業省や中国・中商産業研究院、米国半導体工業会(SIA)、米Boston Consulting Groupのデータを基に日経クロステックが作成)

    厳しい中国の半導体国産化、製造装置のほとんどが自給率2割以下
  • Transformerを性能で凌駕、AIの新たな可能性を拓く5月の注目論文

    5月に最も多く言及された論文は、オーストリアの研究チームが発表した「xLSTM: Extended Long Short-Term Memory」。数十億パラメーターの言語モデルにおいてTransformer並みかそれ以上の拡張性を持たせたという。

    Transformerを性能で凌駕、AIの新たな可能性を拓く5月の注目論文
  • 新世代CPUの目玉はAI対応と省電力性、インテルの内部構造は大きく変化

    パソコンユーザーはCPUの仕組みをイチから学び直す必要があるかもしれない。インテルがこれまでのCPUの概念を覆すような、内部構造の大変革を成し遂げたからだ。 同社は2023年12月にCPUの新ブランド「Core Ultra」を発表した(図1)。Core UltraにAI処理専用プロセッサー「NPU(Neural Processing Unit)」が搭載されたことが話題を呼んだが、実はもっと重要なことがある。これまでの常識を覆すほど内部構造がガラリと変わっていることだ。インテル自身が「40年ぶりの技術革新」と言うのも決して誇張ではない。それほどの大変革なのだ(図2)。 図1 2023年12月に発表された「Core Ultra」は、ブランド名が刷新されるほど大きな技術革新がなされている。以下、その詳細を解説していこう

    新世代CPUの目玉はAI対応と省電力性、インテルの内部構造は大きく変化
  • 河野大臣「自治体ネットワークの三層分離やめる」、ゼロトラストアーキテクチャー導入

    河野太郎デジタル相は2024年5月31日、デジタル庁主催の記者会見で、自治体ネットワークの整備に関し今後の方針を明らかにした。会見の中で河野大臣は、自治体がネットワークのサイバーセキュリティー対策として運用してきた「三層の対策(三層分離)」をやめると述べた。 三層の対策とは自治体のネットワークを「マイナンバー利用事務系」「LGWAN接続系」「インターネット接続系」と業務に応じて大きく3つに分け、ネットワークごとに扱う情報や外部への接続環境を管理するもの。2015年の日年金機構による情報漏洩事故以降、自治体は総務省が定めた同対策に従いセキュリティー対策を打ってきた。 だが、ネットワークごとに使う端末を切り替える手間がかかる、端末間でデータを移動させるためにUSBメモリーを使うことで逆にセキュリティーリスクが高まるといった課題があった。河野大臣は会見の中で「1人1台のパソコンで効率的に業務が

    河野大臣「自治体ネットワークの三層分離やめる」、ゼロトラストアーキテクチャー導入
  • H3は「再利用時代」を乗り越えられるか

    「回収・再利用」が時代の流れに 初号機打ち上げ失敗から1年、2024年2月17日に日の次期基幹ロケット「H3」はついに2号機の打ち上げに成功し、実運用へと踏み出した(図1)*1。だが、その未来は前途洋々というわけではない。

    H3は「再利用時代」を乗り越えられるか