空き巣をしていたとして、警視庁は、いずれも中国籍で無職の陳邦忠(25)=東京都北区田端5丁目=、林炎金(23)=同荒川区東日暮里4丁目=の両容疑者を窃盗と住居侵入の疑いで逮捕し、14日発表した。同庁は、両容疑者が昨年11月〜今年3月、東京都内や埼玉、千葉両県で約60件(被害総額計約650万円相当)の空き巣を繰り返していたとみている。 捜査3課によると、両容疑者は3月1日午前10時ごろから同日午後2時ごろまでの間、荒川区の男性会社員(60)方の玄関ドアにドリルで穴を開け、針金を入れて解錠する「サムターン回し」の手口で侵入。現金約9万円とデジタルカメラ1台(約3万円相当)を盗んだ疑いがある。アパートやマンションを狙い、日中にインターホンを鳴らして留守かどうかを確認していたという。 同課によると、防犯カメラの映像などから両容疑者を割り出し、3月22日に逮捕状を取って行方を追っていた。だが、陳