印刷 関連トピックスソニーソニーが発表した家庭用小型蓄電池 東日本大震災をきっかけに、家庭でも非常用電源への関心が高まり、電機大手が相次ぎ蓄電池事業に乗り出している。ソニーは5日、同社初の家庭用蓄電池を10月に発売すると発表。蓄電容量を小さくして価格を10万円台に抑えたのが特徴だ。顧客獲得へ競争が本格化しそうだ。 ソニーが売り出す蓄電池「CP―S300E(W)」はリチウムイオン電池で容量は300ワット時。画面サイズが40型の液晶テレビが約2時間半使用でき、スマートフォン(多機能携帯電話)を約30回充電できる。 現在、量販店で売られている主な蓄電池が1キロワット時以上の容量で、100万円前後するのに対し、容量を大幅に減らし、市場推定価格も15万円と大幅に下げた。大きさも縦27センチ、横21センチ、高さ35センチに抑え、10月から家電量販店などで売り出す。当初、来年以降の発表を予定してい