いじめで同級生の体に火を付けたとして、警視庁は22日、東京都足立区鹿浜、都立定時制高校3年、矢崎聖士容疑者(20)と北区に住む同高校元生徒で専門学校生の少年(19)を傷害の疑いで逮捕したと発表した。 同庁幹部によると、矢崎容疑者ら2人は昨年11月3日未明、北区内の友人宅で、同高校の同級生だった男子生徒(18)の体にライターのオイルをかけて火を付け、右脚に全治3週間のやけどを負わせた疑い。 2人は一緒にいた友人に指示し、スマートフォン(高機能携帯電話)で一部始終を動画撮影していた。調べに対し、矢崎容疑者は「夜遊びを断られ、腹が立った。遊びの延長だったが、やりすぎた」と容疑を認め、専門学校生は容疑を一部否認している。