登場したイナゴのペペロンチーノ=29日午後、墨田区江東橋3丁目、吉本美奈子撮影登場したイナゴのペペロンチーノの写真を撮る島村さん=29日午後、墨田区江東橋3丁目、吉本美奈子撮影 【吉本美奈子】国連食糧農業機関(FAO)が食糧政策として昆虫が重要だと発表し話題になる中、東京・錦糸町のカフェバーに29日、イナゴのパスタのランチが初登場した。昆虫食は食糧危機を救う食材として広まるか。 錦糸町南口近くのカフェ&バー「アブセント」(墨田区江東橋3丁目)。半年前から試作を重ねてきた「イナゴのペペロンチーノ」がお目見えした。 注文の際には「罰ゲーム盛りか普通盛りか」が聞かれる。前者は白い皿の縁をイナゴがぐるりと取り囲む。一番乗りの男性客(30)は食に関するブログの運営者。「仕事で食べに来たが、おいしかった。でも、デートで食べるにはよろしくないかな」と笑う。 他にないメニューをと考案し、長野県出身