<10代で公民権運動に加わり、逮捕回数は40回以上。暗殺されたキング牧師の後継者として、不公平との闘いに生涯をかけたジョン・ルイス米下院議員の功績> 高祖父母は奴隷。親も奴隷とほぼ変わらない立場の小作人。そんなアラバマ州の貧農に生まれた黒人男性が世界を変えた。 10代の時に公民権運動に加わり、地元で座り込み抗議を始める。学生非暴力調整委員会を創設し委員長として、映画にもなったセルマ行進のリーダーの一人となった。弱冠23歳の時に、ワシントン大行進でキング牧師の「私には夢がある」演説と同じ演壇から演説を行った。そして、キング牧師暗殺以降、後継者としてその夢の実現に長年邁進した。 その男性は先日80歳で死去した米民主党のジョン・ルイス下院議員だ。相変わらず漫画がネタばらししているけどね。 34年間議員を務め、大統領自由勲章も受章したルイスだが、一番目立った瞬間は1965年3月、アラバマ州セルマ市