パクチョイはチンゲンサイと同じ仲間なので、チンゲンサイと同じように栽培できます。ただし低温にあうとトウ立ちしやすい性質があるので、タネまきは5月に入ってからがよいでしょう。気温の低い地方では、秋まきをおすすめします。パクチョイは乾燥に弱いので、土が乾燥していたらたっぷりと水やりすると、品質のよいものがとれます。 チンゲンサイと同様、キスジノミハムシ、ヨトウムシ類、ハダニ、アオムシ、コナガなどが発生しやすいので、暑い時期に栽培する時は、寒冷紗などでトンネルがけが効果的です。暑さを防ぐだけでなく、害虫防除にも有効です。 タネまきの2週間前までに、苦土石灰150g/㎡をまき、深さ30cmまでよく耕します。タネまきの1週間前までに堆肥2㎏/㎡と化成肥料100g/㎡をまき(※)、クワでよく耕します。 ※化成肥料の分量は、N-P-K=10-10-10の成分量のものを使った場合の目安。