40代、50代の女性を悩ませる「更年期障害」。青春時代をトップアイドルとして駆け抜け、現在はドラマや映画に活躍する女優で歌手の南野陽子さん(54)も、更年期のしんどさに直面している1人です。兵庫県伊丹市出身の南野さんが「ナンノもそうなんだ、と思ってもらえたら」と神戸新聞のインタビューに応じ、年齢を重ねることへの受け止めや更年期障害と仕事の両立について飾らない言葉で語ってくれました。アイドル時代から婦人科系の悩みが多かったという南野さん。自分の体と向き合う中で、現在は「しんどさも含めて、54歳の味。成長期なんだ」と考えているそうです。(聞き手・中島摩子) 【別カット】インタビューに答える南野陽子さん --更年期障害の症状はいつからですか? 45歳ぐらいから、指がこわばる、肩が動かしにくい、頭痛や吐き気、何もないのに脈が速くなる、ということが出始めました。でも、今になって思えば軽くて、54歳の