津波で家族4人を失いながら、被災地の駐屯地に寝泊まりして任務に没頭する44歳の自衛官がいる。がれき撤去など危険な任務に当たる隊員を後方支援する仕事に終わりはない。「これ着てますから」。表情を変えず、迷彩服を軽く触った。 宮城県内の陸自駐屯地。朝食をめぐって口論になった妻(42)から「まだ怒ってる?」と電話があった。「怒ってないよ」。数時間後、大津波が沿岸地域を襲った。 すぐ緊急出動する車両や重機の準備に取りかかり、矢継ぎ早に指示を飛ばした。家に戻る余裕はまったくない。義父(76)を車いすに乗せてみんなで避難したはず。そう信じていた。 翌朝、出動中の車両を確認するため駐屯地を出た。家があった方向には何もなかった。 避難所名簿に名前がないことを知り「だめだ」と分かった。仕事の合間を縫って安置所や役所に掲示されたリストを見て回り、また任務に戻る。娘(14)の遺体と対面できたのは地震から10日後。
クリックして拡大する白頭山の噴火に備えた会議のため、北朝鮮の開城に向かう韓国側代表団長(手前)ら=12日、韓国・●(=さんずいに文)山(共同) 中国と北朝鮮の国境にある白頭山(中国名・長白山、2750メートル)の噴火に備えた南北の民間専門家による2回目の会議が12日、北朝鮮の開城で開かれた。 韓国統一省によると、韓国側は噴火の可能性に関する実態把握を優先すべきだと主張。北朝鮮側は専門家による学術討論会や現地調査の実施を求めており、韓国側が受け入れるかが焦点となる。 同会議は先月29日、軍事境界線に近い韓国の●山で1回目が開催され、共同研究の必要性で南北が一致。韓国側が今月6日に2回目の会議日程などを北朝鮮側に打診していた。(共同)●=さんずいに文
AU代表団と反体制派幹部が会談するホテル前で、数千人の市民が「カダフィ一族が追放されない停戦案は受け入れられない」などとデモをした=11日、ベンガジ、奥寺写すAU代表団と反体制派幹部が会談するホテル前で、数千人の市民が「カダフィ一族が追放されない停戦案は受け入れられない」などとデモをした=11日、ベンガジ、奥寺写す 内戦状態になっているリビアを訪問しているアフリカ連合(AU)首脳らによる代表団が11日、同国東部ベンガジで反体制派「国民評議会」幹部と会談した。AUはリビアの最高指導者カダフィ大佐が受け入れた停戦案を示したが、同評議会は拒否した。 同評議会のアブドルジャリル議長は会談後に会見し、「国民が一貫して求めているのは、カダフィ氏の追放と現体制の終結だ」と強調。カダフィ一族が権力を手放す内容が含まれない一切の案は受け入れられないとし、「AUの案は国民の気持ちを表していない」と批判した
米カリフォルニア(California)州リッチモンド(Richmond)にあるサンパワー(Sunpower)社の研究施設を訪問し、太陽光パネルに触れるケン・サラザール(Ken Salazar)米内務長官と民主党のジョージ・ミラー(George Miller)米下院議員(2010年10月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Justin Sullivan 【4月12日 AFP】米グーグル(Google)は11日、米カリフォルニア(California)州のモハベ砂漠(Mojave Desert)で建設中の世界最大規模の太陽光発電所に、1億6800万ドル(約140億円)を出資したことを発表した。 米ブライトソース・エナジー(BrightSource Energy)が開発する同発電所「アイバンパ太陽光発電システム(Ivanpah Solar Energy Genera
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