過激派組織「イスラム国」(IS)が独自の金貨と銀貨、銅貨を発行したとする動画がこのほど、インターネット上で公開された。アラビア語で「イスラム国」と刻印された金貨を手にした市民が喜ぶ様子を映し、米ドルを基軸とした金融システムからの脱却を主張している。 動画はIS関連組織が投稿したとみられ、画面の右上にISが外部に情報発信するときにつけるロゴが入っている。カリフ(預言者ムハンマドの後継者)が政治指導者だった時代に使われていた金貨の歴史や、新しい金貨の製造の様子を紹介し、金本位制を廃止した米ドルは「無価値の紙切れだ」と指摘。「腐敗した金融システム」からの脱却を主張している。 ISは昨年6月にイラク第2の… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続き