シリア北部アレッポで、ガスマスクを装着して化学兵器の攻撃から身を守る講習を行うボランティア(2013年9月15日撮影、資料写真)(c)AFP/JM LOPEZ 【10月22日 AFP】国連(UN)主導の調査団は21日、シリアでの化学兵器使用についての報告書を国連安全保障理事会(UN Security Council)に提出し、2015年3月にシリア政府軍が同国のクミナス(Qmenas)で化学兵器を使用したと明らかにした。 その一方で報告書は、2014年4月にシリア中部ハマ(Hama)県カファルゼイタ(Kafr Zita)で、2015年3月にシリア北西部イドリブ(Idlib)県ビンニシュ(Binnish)で化学兵器による攻撃が行われた件に関しては使用者の特定には至らなかったとしている。 国連主導の共同調査メカニズム(JIM)は今年8月、シリア政府軍が2014年と2015年に化学兵器による攻撃
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