【ソウル聯合ニュース】韓国と米国の軍と情報当局は北朝鮮が5月4日に発射した飛翔体を「短距離ミサイル」と結論付けた。北朝鮮が4日と9日に発射した短距離ミサイルは同種類だが、「弾道ミサイル」かどうかやロシア製地対地弾道ミサイル「イスカンデル」との類似性などについては引き続き分析を進めることにした。韓国の政府高官が2日、明らかにした。 両国の情報当局は先週初め、こうした内容を共有したようだ。ただ、公式に発表するかについては合意していないという。 韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官はアジア安全保障会議(シャングリラ会合)に出席するため、シンガポールに出発する前に韓米両国の軍や情報当局の分析結果について報告を受け、会議で行った演説で、「北は5月に2回にわたって短距離ミサイルを発射し、非核化交渉から離脱して過去に戻る可能性があることを警告している」と主張した。 韓国国防部は北朝鮮が5月9日に