与野党の幹部は13日のBS朝日番組の収録で、トランプ米政権が中東のイラン沖などを航行する船舶を護衛する有志連合結成を呼びかけたことを巡り、議論を交わした。自民党の加藤勝信総務会長は自衛隊の派遣に関し「情報を分析して憲法と法律の範囲内で何ができるかというスタンスで対応する」と語った。公明党の石田祝稔政調会長は「(米国が)どう言ってきているかわからない」と強調した。「超法規的措置は取れない。今
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トランプ米大統領が日米安全保障条約は「不公平」と異を唱え、日米に波紋が広がった。トランプ氏の真意は別として、日米安保は米軍だけが対日防衛義務を負う構造から「安保ただ乗り論」との対日批判に発展しやすい。一方、条約では日本は極東地域の安定のため米軍に基地を提供すると定めており、日本政府は「義務のバランスは取られている。片務的ということは当たらない」(菅義偉官房長官)という立場だ。 日本が負担している在日米軍駐留経費は米国の同盟国の中でも突出しており、米国防総省が2004年に公表した報告書によると、02年の日本の負担割合は約75%にも及んだ。米国は同報告書の公表をそれ以降は見送っているが、防衛大の武田康裕教授の調査によると、15年に63%に落ち込んだ後、17年には再び70%にまで上がっている。日本は今年度予算で約5900億円の米軍駐留関連費を計上し、地代や周辺対策費などに充てている。 また、米軍
政府が自衛隊の他国軍への能力構築支援(キャパシティ・ビルディング)をフィジーに拡大し、太平洋島嶼(とうしょ)国の軍支援で米国、オーストラリアとの3カ国連携が初めて実現することが13日、分かった。島嶼国では中国が経済支援と合わせ軍事的な影響力を高め、有事で米豪連携阻止を図る。多額の支援を受けてきたフィジーは中国の軍事拠点になりかねず、日米豪の安全保障協力で巻き返しを狙う。 能力構築支援は自衛官らを派遣したり支援対象国の実務者を招いたりして他国軍の能力を向上させる。支援対象国と国際安保環境の安定化に貢献し、日本の信頼性も高める意義がある。 太平洋島嶼国は14カ国あり、自衛隊の能力構築支援の対象となる軍を保有するのはフィジーとパプアニューギニア、トンガ。自衛隊はパプアニューギニアの軍楽隊育成などを支援し、昨秋にはフィジー軍に短期研修を行ったこともあるが、新たにフィジーに対する本格的な支援に乗り出
中央即応連隊(連隊長・岩上隆安1陸佐=宇都宮)は7月5日、宇都宮駐屯地において第12次派遣海賊対処行動支援隊等の第2波要員(警衛隊長以下約40名)に対する出国行事を行った。 派遣海賊対処行動とは、ソマリア沖・アデン湾において、年間1600の日本関係の船舶を含むすべての国の船舶を海賊行為から防護し、海上交通の安全を確保することを意義としているものである。 出国にあたり本部庁舎前玄関において警衛隊長以下約40名からの出国報告を受けた中央即応連隊長は「日本のシ-レーンを守るため、世界の平和のため、そして日本人としての誇りと隊員としての矜持を胸に立派に任務を果たせ」と訓示をした。また、連隊長の訓示の後、栃木県防衛協会会長兼ねて中央即応連隊協力会魁会会長の青木勲氏より第2波要員に対し温かい激励の言葉が贈られた。そのほか、地元栃木の報道2社の取材があり、取材に応じた警衛隊長は「身の引き締まる思いであり
フランス国防省で演説するエマニュエル・マクロン大統領(2019年7月13日撮影)。(c)Kamil Zihnioglu / POOL / AFP 【7月14日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は13日、新たに宇宙軍司令部を創設すると発表した。将来的には空軍と統合されるという。 【関連記事】フランス、衛星攻撃兵器を開発へ 新たな宇宙軍事戦略を発表 パリ中心部のシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りで軍事パレードが行われるフランス革命記念日(Bastille Day)前夜に行われた発表は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が提唱する宇宙軍創設の動きを反映したものだ。 マクロン氏は恒例となっている革命記念日前日の行事に集まった軍上層部に対し、「宇宙におけるわが国の能力の発展と強化を確保するため、9月に宇宙担当の最高司令
南アフリカ・ヨハネスブルクの南東約1000キロに位置する村で、殺したヤギの血を飲む準備をする呪術医(2001年6月3日撮影、資料写真)。(c)YOAV LEMMER / AFP 【7月13日 AFP】エスワティニ(旧スワジランド)政府は、今週末に開かれる予定だった、呪術医たちがその技術を競う大会の開催を禁止した。主催者は、同国第2の都市マンジーニ(Manzini)で大会を開催する予定だったという。 【関連記事】「魔術行為」で投獄される女性たち、告発だけで有罪も 中央アフリカ アフリカ南部の内陸国エスワティニは、国王ムスワティ3世(Mswati III)が統治する、世界でも数少ない絶対王政国家の一つ。 政府報道官は、「企画されていた魔術や呪文を競う大会は、国内で前例がなく、エスワティニ国民の生活にとって異常なものと考えられる」と説明。「政府はこうした性質の大会を認可しない。魔術に関連した活動
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