韓国・ソウルの鉄道駅で、北朝鮮によるミサイル発射のニュースを伝える大型ディスプレー(2019年7月25日撮影)。(c)Jung Yeon-je / AFP 【7月25日 AFP】韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が25日未明に海に向けて発射した飛翔(ひしょう)体について、「短距離ミサイル」2発だったことを確認したと発表した。 【図解】北朝鮮のミサイル 韓国軍当局者はAFPに対し、「飛距離は1発が430キロ、もう1発はそれよりやや長かったとみられる」と語った。米国と合同でこれらのミサイルの分析を進めているという。金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が「現場で発射を監督したかは不明」としている。 岩屋毅(Takeshi Iwaya)防衛相は同日、北朝鮮が発射した「飛翔体」が日本の領海外に着水したと発表。弾道ミサイルなら国連(UN)決議違反となるとして、「非常に遺憾だ」と
海上自衛隊は2019年7月22日(月)、モルディブ東方海空域でモルディブ国防軍と親善訓練を実施しました。主な訓練項目は捜索救難訓練と通信訓練で、モルディブ国防軍との相互理解の増進と信頼関係の強化、海上自衛隊の戦術技量の向上を目的としています。 この訓練に、海上自衛隊からは第2航空隊のP-3Cが1機、モルディブ国防軍からは沿岸警備隊哨戒艇「シャヒード・アリ」が参加しました。 モルディブ国防軍とは、2019年4月にも親善訓練を実施しており、海上自衛隊が派遣海賊対処行動第32次水上部隊として派遣されている護衛艦「さみだれ(DD-106)」とモルディブ国防軍の沿岸警備隊哨戒艇「フラヴィ」が参加しています。
【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮は25日午前5時34分と同57分(日本時間同)に東部、虎島(ホド)半島付近から日本海に向けて計2発の飛翔(ひしょう)体を発射した。韓国軍合同参謀本部は、2発はいずれも短距離ミサイルで、高度約50キロに達し、少なくとも約430キロ飛行して日本海に落下したと推定。北朝鮮が5月に発射した新型短距離弾道ミサイルと同種の可能性があるとみて日米韓当局が分析を急いでいる。 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は6月30日に軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)でトランプ米大統領と対面し、停滞していた非核化協議の再開で合意した。だが、トランプ氏が「2~3週間以内」としていた実務協議の開始見通しを過ぎても実施されず、北朝鮮は米韓が8月に予定する合同軍事演習を問題視する姿勢を強めている。新たなミサイル実験による強硬姿勢をあえて示すことで、対米交渉の主導権を握る狙いとみ
【ワシントン=黒瀬悦成】米第7艦隊は24日、米海軍のミサイル巡洋艦「アンティタム」が24、25両日に台湾海峡を通過したと明らかにした。中国の習近平体制は24日に発表した国防白書で、台湾独立の動きに対しては武力行使を辞さない姿勢を表明しており、海峡通過は台湾に対する中国の軍事的圧力を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。 第7艦隊のドス報道官は声明で、「海峡通過は国際法を順守して行われた」とした上で、「米艦による台湾海峡の通過は、自由で開かれたインド太平洋への米国の取り組みを示すものだ」と指摘。さらに、「米海軍は国際法で許されたあらゆる場所で飛行し、航行し、作戦行動をとる」と強調した。 米海軍は今年に入り、1~2カ月に1回の割合で台湾海峡に米艦を派遣し、5月22、23両日にもイージス駆逐艦1隻と給油艦1隻が台湾海峡を通過している。
【ワシントン=黒瀬悦成】米国防当局者は24日、北朝鮮による飛翔体発射を確認した。CNNテレビが伝えた。 同当局者は、発射された飛翔体は「少なくとも1発」とした上で、北朝鮮が5月に発射した2発の短距離弾道ミサイルに類似しているとの見方を明らかにした。 米専門家によると、北朝鮮が5月に発射したのはロシア製の固体燃料式短距離ミサイル「イスカンデル」を基にした、通称「キムスカンデル」と呼ばれる短距離ミサイルだったとされ、今回も同型だった可能性がある。 一方、トランプ政権高官は、「短距離の飛翔体が北朝鮮から発射されたとの報道は承知している」としつつ、「それ以上コメントすることはない」と述べるにとどめた。
トランプ大統領は7月23日、自身のツイッターを通じて、米国への不法移民対策に非協力的な判断をしたことを理由に、グアテマラに対して「『禁止』、関税、送金手数料、あるいはその全てを課すことを検討している」ことを明らかにした。なお現時点では、ホワイトハウスや米国通商代表部(USTR)からは本件に関する発表はされておらず、詳しい措置の内容は不明だ。 米国を目指す不法移民対策への協力取り消しが原因 グアテマラは、米国への難民申請者を受け入れる取り決め、いわゆる「安全な第三国」となることについて、モラレス大統領が訪米してトランプ大統領と合意文書に署名を行う予定になっていた。しかし、グアテマラの憲法裁判所が先週、仮の差し止め命令を下したことを受けて、モラレス大統領は訪米を取りやめた。トランプ大統領はこの経緯から、グアテマラへの制裁措置を示唆した。ちなみに、トランプ大統領は5月末に、メキシコに対しても不法
米国人クリスチャン医師のケント・ブラントリー氏(写真:Roslan & Campion Public Relations) 2014年に西アフリカで大流行したエボラ出血熱の治療活動中、リベリアで自身も感染し、命を落としかけた米国人のクリスチャン医師、ケント・ブラントリー氏(38)が、再び医療宣教師としてアフリカに向かうことになった。ブラントリー氏は、医療宣教を続けるために神がアフリカに呼び戻してくださったと話す。 ブラントリー氏は最近、米キリスト教紙「クリスチャン・クロニクル」(英語)のインタビューに応じ、看護師の妻と2人の子どもを連れてアフリカ南部のザンビアに赴任することを明かした。 「私たちは時間をかけて祈り、断食し、この件について話し合いました。その上で神様は、ここに至るまでのすべての扉を開いてくださったのです」 「心の癒やしと霊の癒やし、霊的成長のために5年かかりました。私たちはこ
米軍が「VR市街戦」トレーニングを開発中 ドローンや衛星写真から街を再現 アメリカ陸軍が、VR市街戦トレーニングプログラムを開発中であることが判明しました。都市をVRで再構築・再現するこのプログラムは、「One World Terrain(OWT)」の名称で呼ばれており、2023年までの正式始動を予定しています。 「OWT」はアメリカ陸軍による近代化プロジェクトの一環として進められており、現在使用している訓練施設や設備よりも、さらにリアルな環境をVRで構築することを目指します。 民間と共同で開発、IVAS等との連携も想定 「OWT」の開発はアメリカ陸軍と民間企業の共同で行われており、2019年6月にはVricon社にプロトタイプ制作が委託されました。同社によれば、陸軍との契約額は9,470万ドル(約100億円)とのこと。 さらにアメリカ陸軍によれば、「OWT」は、陸軍が並行して計画している
米強襲揚陸艦ボクサー。米海軍提供(2016年3月7日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO /US NAVY/Greg Z. RODARTE/HANDOUT 【7月24日 AFP】中東のホルムズ海峡(Strait of Hormuz)で先週、米強襲揚陸艦ボクサー(USS Boxer)がイランの無人機(ドローン)を撃墜したと米国が発表したことについて、米中央軍( US Central Command)のケネス・マッケンジー(Kenneth McKenzie)司令官は23日、撃墜した無人機が2機であった可能性もあると述べた。 マッケンジー氏はボクサー艦内でCBSニュース(CBS News)のインタビューに応じ、「無人機1機を撃墜したと確信しており、2機目を撃墜した可能性もある」と述べた。 米中央軍のアール・ブラウン(Earl Brown)報道官はその後、「公海上でイラン機2機による攻撃的干
大雨の中、直立不動で胸に手をあてている米軍兵士の写真が、ソーシャルメディアで共有された直後、またたく間に拡散し感動を呼びました。しかし、人々の感動をさらに深めたのは、彼の言動でした。 2017年7月6日、エリン・ヘスターの車は、ケンタッキー州バイングローブの交差点を走っていました。車窓から、一人の兵士が土砂降りの雨の中、ジープから降りて胸に手をあて、不動のまま立っているのが見えました。不思議に思っていたところ、その兵士は、通り過ぎる葬列に向かって敬礼していることが分かりました。ヘスターがその風景をカメラに収め、ソーシャルメディアに投稿したところ、たくさんの人たちがその兵士を讃えるコメントを寄せました。 ヘスターはフェイスブックに、「今日は本当に感激しました。兵士は、葬列を見送るために、土砂降りの雨の中ジープを降りて、きちんと立ちながら胸に手をあてていたのです。いつもなら、葬列を見送るために
米軍の立て直し急ぐ=中国の脅威認識「20年前から」-米国防長官就任 2019年07月24日14時28分 ホワイトハウスで就任の演説に臨むエスパー米国防長官(左)=23日、ワシントン(AFP時事) 【ワシントン時事】エスパー米国防長官が23日、上院本会議で圧倒的多数で承認され、就任した。昨年末のマティス長官辞任以降、半年以上に及んだ安全保障政策の「司令塔不在」がようやく解消された。中国やロシアとの大国間競争に向け、長年の緊縮予算や対テロ戦争で疲弊した米軍の立て直しを急ぐ一方、緊迫するイラン情勢への対応も当面の重要な課題となる。 米に対抗、「強軍に歩み」=台湾統一、武力行使辞さず-4年ぶりの国防白書・中国 エスパー氏は1986年、ポンペオ国務長官と同期で陸軍士官学校を卒業し、空挺(くうてい)師団の一員として湾岸戦争に従軍した。退役後は上院議員時代のヘーゲル元国防長官の政策顧問などを経て、防衛大
中国軍の爆撃機「H6」。ロシア軍機とともに日本上空周辺を飛行した/Handout/Japanese Ministry of Defence モスクワ(CNN) 日本と韓国が領有権を争う島根県竹島周辺の上空で23日、ロシア軍機と中国軍機が合同飛行を行ったことを受け、韓国軍と自衛隊の戦闘機が緊急発進した。 韓国は、中国の爆撃機2機が韓国の防空識別圏に進入し、これにロシアの戦略爆撃機が合流したと発表した。韓国軍の合同参謀本部は、ロシア軍機が2度にわたって領空を侵犯したため、警告射撃を行ったと主張している。 日本の防衛省は、このロシア軍用機が日本の領空を侵犯し、ロシアと中国の爆撃機が日本の周辺を飛行したと発表した。 一方、ロシア政府は、韓国軍機が公海上空でロシアの爆撃機2機に対する危険な妨害を行ったとして韓国に反論した。この事態が報じられた後、ロシア軍はこの爆撃機について、中国との「合同巡回飛行」
ロシア国防部は23日、自国の軍用機が独島(ドクト、日本名・竹島)近隣の韓国領空を侵犯したことに関して、「危険な行動をしたのは韓国側」と主張した。 日本のNHK放送によると、ロシア軍はこの日、声明を通じて危険な行動をしたのは韓国側として抗議した。そして中国軍と合同で実施した警戒監視活動の成果を強調し、今後中国軍との協力を一層強化していくという立場を明らかにした。 ロシア航空宇宙軍のセルゲイ・コブイラシュ司令官はこの日、動画を通じて発表した声明で「ロシア空軍と中国空軍が合同で実施した警戒監視活動にA50空中早期警戒管制機が参加したが、韓国の領空を侵犯しなかった」として「韓国側が危険な行動をしたため、文書を通じて公式抗議した」と主張した。彼はロシアと中国軍用機を相手に遮断起動をしてロシア軍用機に警告射撃をした韓国空軍操縦士の行動を「空中暴れ」と規定した。「ロシア操縦士が決まった飛行体制を徹底して
1 7月24日から26日まで,薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官は,米国ユタ州ソルトレイクシティを訪問します。 2 薗浦補佐官は,ソルトレイクシティにおいて,全米知事会総会に参加し,各州知事との間で様々な分野における日本と各州との関係強化に向け意見交換を行う予定です。
本23日午後3時50分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,ムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード・サウジアラビア王国皇太子兼副首相兼国防大臣(H.R.H. Prince Mohammed bin Salman bin Abdulaziz Al Saud, Crown Prince, Deputy Prime Minister and Minister of Defense of the Kingdom of Saudi Arabia)との間で電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。 ムハンマド皇太子から,7月18日に発生した京都アニメーションのスタジオにおける放火事件への弔意が述べられ,安倍総理大臣から謝意を表しました。 また,両者は,G20大阪サミットの成功を評価すると共に,来年11月に開催されるG20リヤド・サミットの成功に向けて緊密に連携して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く