1月1日のマケエフカの攻撃で死亡したロシア兵を追悼するロシア国民。殺害された兵士は主にサマラ地方から動員された[1月3日、ロシア・サマラ](C)AFP=時事 ロシア軍は開戦時、キーウで軍事パレードを行うことを想定し、将校たちに軍服や勲章を持参するよう指示したという。「なぜ、世界最強の軍隊がウクライナ軍に惨敗を喫したか」――開戦以来のこの疑問に対して、米「ニューヨーク・タイムズ」紙は数百通に及ぶロシア軍や当局のメールや文書、捕虜の証言などを集め検証を試みた。 ロシア軍のウクライナ侵攻は、ウクライナ軍が1月1日未明、東部ドネツク州マケエフカのロシア軍臨時兵舎を米国製精密誘導ミサイル、ハイマース(HIMARS)で攻撃し、動員兵ら多数の死者を出して越年した。 ロシア国防省は89人が死亡と発表、ウクライナ側は約400人が死亡したとしており、単独の攻撃では最大規模の犠牲者が出た模様だ。兵舎のそばに武器
海上自衛隊の元1等海佐(昨年12月に懲戒免職)が安全保障に関する「特定秘密」を漏洩(ろうえい)したとして書類送検された事件で、この特定秘密は、中国艦艇の動向に関する軍事衛星画像の情報だとみられることが、政府関係者への取材でわかった。米軍から提供を受けたものも含まれていた。画像そのものではなく、情報の内容などを口頭で元の上司に伝えていたという。 元1佐は2020年3月、自衛艦隊司令官を務めた海自OBの元海将へのブリーフィングで、周辺情勢について海自が収集した特定秘密、自衛隊の運用状況、自衛隊の訓練に関する情報といった秘密を故意に伝えたとして、昨年12月に特定秘密保護法違反などの疑いで書類送検された。 送検にあたって海自警務隊は「厳重処分」の意見をつけたとみられ、横浜地検が起訴するかどうかについて調べている。 政府関係者によると、元1佐が漏らした特定秘密は中国海軍の艦艇の動きに関するもので、人
ロシア・サンクトペテルブルクで、レニングラード包囲戦の犠牲者が眠るピスカリョフ記念墓地に献花するウラジーミル・プーチン大統領(2023年1月18日撮影)。(c)Mikhail Klimentyev / SPUTNIK / AFP 【1月19日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は18日、第2次世界大戦でナチス・ドイツ(Nazi)に包囲された第2の都市サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)を訪問し、ウクライナ侵攻における勝利に「疑いはない」と述べた。 同市出身のプーチン氏は、ソ連軍がナチスのレニングラード(Leningrad、現サンクトペテルブルク)包囲を突破してから80年になるのに合わせ、地元を訪れた。 視察した軍需工場で従業員らを前に「われわれの勝利は確実だ。疑いはない」と鼓舞。「ロシア国民の団結と連帯、兵士たちの勇気と英雄的行
ロシア・モスクワに掲示された同国兵のポスター(2022年10月24日撮影、資料写真)。(c)Yuri KADOBNOV / AFP 【1月18日 AFP】ロシア国営メディアは18日、ウクライナでの軍事作戦に加わっていた脱走兵を当局が発見し、殺害したと伝えた。脱走兵は武装していたという。 リペツク(Lipetsk)州政府は、「許可なしに軍部隊を離脱したとして捜索が続けられていた男が見つかり、無力化された」とソーシャルメディアを通じて明らかにした。 国営メディアは、男は31歳で、13日にウクライナから逃げ、小銃と手投げ弾で武装し生まれ故郷に向かう可能性があると伝えていた。 ここ数か月、ウクライナでの戦闘に加わるロシア兵の脱走事案が報告されている。(c)AFP
南ドイツ新聞は18日「ショルツ首相がレオパルト2のウクライナ提供に条件付きで応じるとバイデン大統領に伝えた」と報じており、その条件は米国がウクライナにエイブラムスを提供することらしい。 参考:Scholz zu Kampfpanzer-Lieferung bereit – unter einer Bedingung ショルツ首相の狙い通り戦車提供にまつわる批判が米国に向かうかは微妙と言わざるを得ない レオパルト2の提供で批判の矢面に立たされているドイツの政府関係者はPOLITICOに「ショルツ首相の武器支援に関する立場はバイデン大統領の決断に大きく依存している」と明かし、ショルツ首相もダボス会議で「ウクライナへの武器提供は同盟国間で調整する必要性を確信している。この戦いをNATOとロシアの戦争にエスカレートさせることを避けなければならない」と述べていたが、南ドイツ新聞は18日「ショルツ首相
米国はラムシュタイン会議に向けて過去最大級のウクライナ支援を発表する見込みで、米POLITICOは「最大150km先の目標を攻撃可能なGLSDB(地上発射型小口径爆弾)が含まれる可能性が高い」と報じている。 参考:US preps another major Ukraine aid package but Kyiv pleads for tanks 参考:U.S. prepping major military package for Ukraine ラムシュタイン会議向けの米支援パッケージに「エイブラムス」が含まれていないため、ドイツのレオパルト2提供や移転承認にも期待できない プーチン大統領はレニングラード包囲の突破記念日(1月18日)にサンクトペテルブルクの軍需企業を訪問し「ロシアが生産する防空ミサイルの数は米国の3倍で、他のミサイルも他国に引けを取らないだけ生産している。ウクライナ
キーウを訪問したカナダのアナンド国防相は18日「Roshel製の装甲車輌を200輌提供する」と発表、この9,000万ドル相当の支援は発表済みのウクライナ支援パッケージ(5億ドル相当)に含まれており「夏前までに納品される」と報じられている。 参考:Defence Minister Anita Anand visits Kyiv, meets with Defence Minister Oleksii Reznikov, and announces donation of 200 additional armoured vehicles 参考:Le Canada donnera à l’Ukraine 200 véhicules légers fabriqués par des réfugiés 早ければ最初の納品が3月末始まり、200輌全てが夏前までに納品されるだろうと現地メディアは報じてい
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