【アディスアベバ=AFP時事】アフリカ連合(AU)は22日、クーデターが起きた西アフリカ・ニジェールの加盟資格を停止したと明らかにした。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が示唆しているニジェールへの軍事介入については慎重な姿勢を示した。AUの平和・安全保障理事会はこれまでに、ニジェールに軍事介入する際の「経済、社会、安全保障上の影響」に関し評価作業を実施することを決めている
米軍、中東派遣準備の部隊増員 イラン警戒、空母も展開 2023年10月22日12時42分配信 オースティン米国防長官=11日、ブリュッセル(AFP時事) 【ワシントン時事】オースティン米国防長官は21日、中東派遣に備える米軍部隊の増員を指示した。米国防総省が発表した。イスラエルと敵対するイランとその影響下にある武装組織の動きを警戒し、中東での抑止力を強化する狙いがある。 米国も決議案配布 イスラエルの自衛権明記―国連安保理 オースティン氏は声明で「バイデン大統領と21日に中東情勢を詳細に話し合った後、米軍の態勢強化を指示した」と明らかにした。 イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの軍事衝突を受け、オースティン氏は17日に米軍約2000人に派遣準備を命じた。ただ、任務は医療支援などで、戦闘には加わらないとも説明していた。今回は部隊の規模を明示しなかった。 オースティン氏はさらに、米海軍
米空軍の電子偵察機RC135の近くを飛行する中国軍の戦闘機「殲16」=5月26日、南シナ海上空(米海軍提供、AP=共同) 【ワシントン=坂本一之】米国防総省は17日、東・南シナ海の国際空域を飛行中の米軍機に対する中国軍の「威圧的で危険な行動」を示す15件の機密解除された映像や画像を公開した。ラトナー国防次官補(インド太平洋安全保障担当)は記者会見で、中国軍の米軍機に対する危険な挑発行為は2年間で180件超に達したとし、「このような行動を止めるべきだ」と述べ中国を批判した。 15件の資料は2022年1月~23年9月に起きたもので、今年9月21日の映像では南シナ海上空を飛行していた米軍機にわずか50フィート(約15メートル)まで接近し、飛行を妨害した中国軍の戦闘機が映っている。 ラトナー氏は、中国軍の「威圧的で危険な行動」が21年秋からの2年間で180件超となり、その前の10年間にわたる件数を
ウクライナ当局からの数カ月にわたる働きかけを受けて、米国のジョー・バイデン政権はついにM39「ATACMS」弾道ミサイルを引き渡した。ウクライナ軍はさっそく、被占領下の南部ベルジャンシクにあるロシア軍のヘリコプター基地に2トンのM39を3発撃ち込んだ。 慣性誘導されたミサイルはロシア軍の防空網のほころびを破り、地上に近づいていった。そして、ベルジャンシク飛行場の駐機場に擲弾(てきだん)サイズの子弾を約1000発ずつばらまいた。この攻撃で、ロシア軍のヘリコプター少なくとも9機が破壊されたと伝えられる。 ロシアがウクライナで戦争を拡大してから1年9カ月目に入るなか「これまでで最も深刻な攻撃の1つ」だ──。通信アプリ「テレグラム」のロシアの人気チャンネル「Fighterbomber」は今回の攻撃をそう評している。バイデン政権が30年物のM39をより新しいバージョンのM39A1やM48で補完するよ
防衛省は19日、航空自衛隊小松基地に最新鋭ステルス戦闘機F35Aを将来的に計40機配備する計画を明らかにした。2025~27年度に1隊目として導入する20機に加え、28年度に8機を配備し、その後に12機を追加して2隊体制とする。中国による台湾侵攻の懸念など安全保障環境が厳しさを増す中、日本海側唯一の戦闘機部隊がある重要基地の機能強化を図る。 同日、防衛省近畿中部防衛局の茂籠(もろ)勇人局長が小松市役所に宮橋勝栄市長を訪ね、計画を説明した。防衛省は24年度予算の概算要求にF35A8機の取得費用1077億円を計上した際、配備先を明らかにしていなかったが、国際情勢が緊迫化する中で12月の予算編成を待たずに公表したとみられる。 茂籠局長は、周辺に広大な訓練空域があり、効率的に要員養成できる点などから小松を配備先に選んだとした。F35A飛行隊は空自全体で4隊目となる。小松に配備される40機は基地既存
防衛省は、日本の大手電機メーカーとオーストラリア政府との間で、オーストラリア軍の防衛装備品を共同開発していくことが決まったと公表しました。政府が関わらず、日本の民間企業が外国政府と防衛装備品の共同開発を行うのは初めてとなります。 共同開発を行うのは、三菱電機の子会社「三菱電機オーストラリア」とオーストラリア国防省です。 三菱電機が培ったレーザー技術を活用して警戒・監視を行う装備品を開発し、オーストラリア軍の戦闘機や車両に搭載することを想定しています。 防衛装備品の共同開発をめぐっては、迎撃ミサイルをアメリカと、次期戦闘機の開発をイギリスやイタリアとの間で進めていますが、いずれも政府間で、日本の民間企業が外国政府と行うのは初めてとなります。 民間企業の技術を防衛装備品として海外に転用するには、輸出のルールを定めた「防衛装備移転三原則」の範囲内か国が審査する必要があり、今回は5年前に審査を通っ
殉職自衛隊員「わが国の誇り」 岸田首相、追悼式に出席 2023年10月21日10時57分配信 自衛隊の殉職隊員追悼式で、追悼の辞を述べる岸田文雄首相=21日午前、防衛省(代表撮影) 自衛隊の殉職隊員追悼式が21日午前、防衛省で行われ、岸田文雄首相や木原稔防衛相、遺族ら約300人が参列した。首相は「強い覚悟で職務遂行に全身全霊をささげた殉職隊員はわが国の誇りだ。このような不幸が再び起こることのないよう、最善の努力を尽くしていく」と述べた。 「水しぶきから黒煙」 悪天候の中、懸命捜索―陸自ヘリ事故 昨年9月からの1年間に公務災害での死亡が認定された隊員は26人。陸上自衛隊20人、海上自衛隊5人、航空自衛隊1人の名簿が新たに慰霊碑に奉納された。沖縄県の宮古島沖で起きた陸自ヘリコプター事故で死亡した第8師団長(当時)の坂本雄一陸将ら10人や、岐阜市の陸自射撃場で発生した小銃発砲事件の犠牲者2人が含
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