台湾有事シナリオでは、専門家が中国軍側、米軍側などに分かれ、保有する装備や部隊を移動させながら「戦闘」をシミュレーションした=米戦略国際問題研究所(CSIS)のホームページから ほとんどのシナリオで台湾侵攻は失敗だが… CSISは、「中国が2026年、歴史上に見られた上陸作戦の手法で台湾に武力侵攻し、台湾が激しく抵抗するシナリオ」を準備した。 シナリオ作成で、中国の侵攻の成否を決めると考えられる計24の要素(変数)を設定した。主な要素は以下の通りだ。 米国参戦のタイミング 日本の参戦のタイミングや、自衛隊の行動の程度 長距離地対艦ミサイルの有無 航空機を守る掩体壕(バンカー)の有無 その上で、一番基本になるシナリオは「米国は自動参戦し、自衛隊は攻撃を受けたら参戦する」というもので、その上で24の要素を加え、「米台に不利なシナリオ19通り」などとする計24のシナリオをつくってシミュレーション
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