「カルビーのポテトチップス」――。このフレーズを目にして、TVコマーシャルに登場するタレントなどが歌うメロディがすぐさま頭に浮ぶ読者は多いはずだろう。 1975年に「ポテトチップス うすしお味」を発売して以来、「コンソメパンチ味」、「のりしお味」をはじめとするロングセラー商品を世に生み出したほか、トレーディングカードのおまけ付きで子どもたちの心をつかんだ「プロ野球チップス」など、老若男女問わず、幅広い層に愛され続けているのが、大手スナック菓子メーカー・カルビーのポテトチップスだ。 現在カルビーでは、ポテトチップスのほか、「じゃがりこ」「じゃがビー」などじゃがいもを原料とする商品をポテト系スナック、「チートス」や「ドリトス」といった商品をコーン系スナック、「フルグラ」などの商品をシリアル食品、といったカテゴリーに分類している。言うまでもなく、その中で主力事業となっているのが、ポテト系スナ
男性4人が同時に小用を足せる仮設屋外トイレを、浜松市中区の機械部品販売会社「サカエ」がつくった。開発のきっかけは、神谷紀彦社長(41)がマラソン大会でよく目にする光景だった。 トイレの構造は、1・5メートル四方の台の上に、高さ1・6メートルの壁を十字に載せ、交差するそれぞれの角に便器をつけた。使う人同士の目が合わないように、壁の中央の上には小便小僧を立たせた。1台で1千回分の小用が足せる容量がある。 つくろうと思ったきっかけは、4年前にランニングを始めた神谷社長の体験だ。マラソン大会に出る度に見かけるのは、トイレ前の行列とコースの端で立ち小便する男性ランナーの姿。物陰には臭いと湯気が立ちこめ、女性ランナーが「せっかくいい景色を見ているのに」とこぼすのを耳にしていた。
さとう・いちろう/国立情報学研究所・情報社会相関研究系教授。1991年慶応義塾大学理工学部電気工学科卒業。1996年同大学大学院理工学研究科計算機科学専攻後期博士課程修了。博士(工学)。1996年お茶の水女子大学理学部情報学科助手、1998年同大助教授、2001年国立情報学研究所助教授を経て、2006年から現職。また、総合研究大学院大学・複合科学研究科情報学専攻教授を兼任。 専門はミドルウェアやOSなどのシステムソフトウェア。 佐藤一郎のパースペクティブ 分散システムの研究を核としつつ、ユビキタス、ID、クラウド、ビッグデータといった進行形のテーマに対しても、国内外で精力的に発言を行っている気鋭のコンピュータ・サイエンス研究者が、社会、経済、テクノロジーの気になる動向について、日々の思索を綴る。 バックナンバー一覧 通信教育大手「ベネッセホールディングス」の子会社「ベネッセコーポレーション
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