入管難民法違反の疑いで強制調査に入った中国人の男のマンションを調べる東京入管職員(11日、埼玉県川口市で) 在留カードを偽造した疑いがあるとして、東京入国管理局が偽造カードの製造拠点とみられる埼玉県内のマンションの一室を入管難民法違反容疑で強制調査し、中国人の男(27)を同法違反容疑で摘発していたことが関係者の話でわかった。男は1月中旬までの約2か月間に千数百枚を偽造したとみられ、東京入管は、背後に偽造グループがあるとみて全容解明を進める。 関係者によると、東京入管は今月11日、埼玉県川口市にあるマンションを同法違反容疑で強制調査。偽造に使う白色のカードと、角度によって見え方が変わるホログラムが施されたラミネートをそれぞれ約2300枚押収した。偽造のための画像データが入ったパソコンやスマートフォン、送付に使うとみられる大量のレターパックのほか、偽造年金手帳なども見つかった。作成済みの偽造在