13日午前、ソウル市庁で故朴元淳(パク・ウォンスン、64)市長の告別式が行われ、その後故郷・慶尚南道昌寧郡に埋葬された。突然の死去から4日、その死は韓国社会を脅かす「亀裂」を際立たせた。 ●スター市長の「死」9日午前に公邸を出たきり失踪した朴元淳ソウル市長は、日をまたいだ翌10日の0時1分、ソウル市内の北岳山中で遺体となって発見された。自死だった。 この前日の8日、朴市長からセクシャルハラスメントを受けたとして、同氏の元秘書の女性がソウル地方警察庁に告訴状を提出し、警察に事情を説明すると共に証拠を提出していた。 韓国社会ではこの事実が朴市長の自死に影響を与えたと見る向きが強い。前日まで公務をこなすなど、特別な兆候が見られなかったからだ。何らかの形で捜査が始まることが朴市長に知らされ「極端な選択(韓国では自死をこう表現する)」に及んだという推測だ。 このため、同氏の死は苦みを持って韓国社会に