Masanari Sakurai @wagashi_no_yosa 立命館大学政策科学部 教授。主著に『コミュニティの幸福論』『福祉NPO・社会的企業の経済社会学』(日本NPO学会優秀賞)。最近の研究関心は読書、サードプレイス等。13-14トロント大学客員教授。 ※アイコンはねこ画伯コハクちゃん @kohacu_chan 作 researchmap.jp/masanarisakurai
(1)日本語で読める遊び・ゲーム論の古典(5冊)「ゲーム研究(Game Studies)」は21世紀に誕生した新しい学問分野だが、遊びやゲームについての研究は古くから哲学や心理学、人類学、教育学といった分野でなされてきた。ここに紹介するのは、欧米で刊行されてきた遊び・ゲーム論の古典のうち、現在われわれが日本語で読めるものである。翻訳者に感謝しなくてはならない。 (1-1)ヨハン・ホイジンガ『ホモ・ルーデンス:文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み』(1938年、里見元一郎訳、講談社学術文庫、2018年) 原著はオランダ語で1938年に刊行された。「文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み」という長い副題をもつ。いわずと知れた遊び・ゲーム論の古典中の古典であり、「生物学的適合性」に資するものとして遊び・ゲーム(オランダ語で「spel」)を「合理的に説明」しようとしてきた、そ
スペイン・バルセロナで進む「Spotifyカンプ・ノウ」(FCバルセロナの拠点)の再生計画について、日建設計の設計チームに独占取材した。その内容を3回に分けてお伝えする。(聞き手は宮沢洋) ──バルセロナで書いた「Spotifyカンプ・ノウ」着工の記事がすごく読まれました。現地ではお忙しいなか、ありがとうございました。 全員:こちらこそありがとうございました。 改修前のSpotifyカンプ・ノウ(資料:以下特記以外は日建設計の提供) 左から野村映之・日建設計グローバルデザイングループアソシエイトアーキテクト、大西吉人・同ダイレクターアーキテクト、村尾忠彦・執行役員グローバルデザイングループプリンシパル、伊庭野大輔・同アソシエイトアーキテクト、澤田伸一・同リスクマネジメントグループ海外リスク対策検討室シニアエキスパートの各氏(この写真:宮沢洋) 村尾忠彦(執行役員 グローバルデザイングループ
世界に衝撃を与えた今月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの大規模攻撃。イスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区への空爆を強め、ハマス側もイスラエルに対し多数のロケット弾を発射。双方の死者は増え続けています。 いったいなぜ、イスラエルとパレスチナは凄惨(せいさん)な対立の歴史を繰り返してきたのか。エルサレムに駐在するなど、この問題を取材し続けてきた国際部の鴨志田郷デスクがわかりやすく解説します。 この記事はNHKのWEBサイト「大学生とつくる就活応援ニュースゼミ」の中で2021年に公開した「1からわかる!パレスチナ(1)~(3)」をもとに制作しました。 (国際部デスク 鴨志田 郷) パレスチナ問題ってなに? イスラエルとパレスチナとは? 昔から、地中海の一番、東の沿岸にある地域のことを「パレスチナ」と呼んでいました。南にエジプト、東にヨルダンがあって、北にはシリアやレバノンがある場所です。
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