ヨーロッパ最大級のテクノロジー会議の主催者がイスラエルによるガザへの報復攻撃を非難したことを受けて、大手IT企業が会議への不参加を相次いで表明しています。 来月、ポルトガルで開かれるテクノロジー会議「ウェブサミット」を主催するコスグレイブCEOは13日、イスラエルによるガザへの報復を巡り、「戦争犯罪は戦争犯罪で、非難されるべきだ」とSNSに投稿しました。 コスグレイブ氏は「ハマスのやったことは極悪非道な行為だ。イスラエルには自国を守る権利があるが、国際法を破る権利はない」と主張しました。 これを受けて、ユダヤ系の創業者などを持つメタ社や、グーグルの親会社のアルファベット社、インテルなどIT企業は会議への不参加を表明しました。 コスグレイブ氏は謝罪しましたが、事態を収拾できず、CEOを辞任しました。